特許
J-GLOBAL ID:201003059638420253
紫外線遮蔽性コーティング組成物及び被覆物品
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
小島 隆司
, 重松 沙織
, 小林 克成
, 石川 武史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-051511
公開番号(公開出願番号):特開2010-261012
出願日: 2010年03月09日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【解決手段】(A)酸化亜鉛微粒子の表面をAl、Si、Zr並びにSnの酸化物及び水酸化物から選ばれる少なくとも1種で被覆処理した複合酸化亜鉛微粒子を、分散媒体中に分散させた複合酸化亜鉛微粒子分散体であって、メチレンブルー溶液に該複合酸化亜鉛微粒子分散体を投入し、ブラックライト照射前後で653nmの吸光度を測定した際の653nmでの吸光度変化から下記式で算出される光触媒分解性評価において、ブラックライト照射12時間後の光触媒分解性が25%以下である複合酸化亜鉛微粒子分散体、 光触媒分解性(%)=[(A0-A)/A0]×100(ここで、A0は初期吸光度を表し、Aは光照射後の吸光度を表す。)(B)アルコキシシリル基含有ビニル系単量体:1〜50質量%と、紫外線吸収性ビニル系単量体:5〜40質量%と、これらビニル系単量体と共重合可能な他の単量体:10〜94質量%とを共重合して得られるビニル系共重合体、(C)溶剤を含有し、かつ(A)複合酸化亜鉛微粒子分散体中の複合酸化亜鉛固形分量が、(B)ビニル系共重合体の固形分に対して、1〜50質量%である紫外線遮蔽性コーティング組成物。【効果】本発明によれば、硬化塗膜が可視光の透明性を維持しながら耐擦傷性、紫外線遮蔽性を発現し、更に長期の屋外暴露に耐えうる耐候性、耐久性を兼ね備えたコーティング組成物及びそれを用いた被覆物品を提供することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(A)酸化亜鉛微粒子の表面をAl、Si、Zr並びにSnの酸化物及び水酸化物から選ばれる少なくとも1種で被覆処理した複合酸化亜鉛微粒子を、分散媒体中に分散させた複合酸化亜鉛微粒子分散体であって、メチレンブルー溶液に該複合酸化亜鉛微粒子分散体を投入し、ブラックライト照射前後で653nmの吸光度を測定した際の653nmでの吸光度変化から下記式で算出される光触媒分解性評価において、ブラックライト照射12時間後の光触媒分解性が25%以下である複合酸化亜鉛微粒子分散体、
光触媒分解性(%)=[(A0-A)/A0]×100
(ここで、A0は初期吸光度を表し、Aは光照射後の吸光度を表す。)
(B)アルコキシシリル基を含有するビニル系単量体(b-1):1〜50質量%と、紫外線吸収性ビニル系単量体(b-2):5〜40質量%と、これらビニル系単量体と共重合可能な他の単量体(b-3):10〜94質量%とを共重合して得られるビニル系共重合体、
(C)溶剤
を含有し、かつ(A)複合酸化亜鉛微粒子分散体中の複合酸化亜鉛固形分量が、(B)ビニル系共重合体の固形分に対して、1〜50質量%であることを特徴とする紫外線遮蔽性コーティング組成物。
IPC (11件):
C09D 5/32
, C08F 230/08
, C09D 7/12
, C09D 183/07
, C09D 133/08
, C09D 133/10
, C09D 133/20
, C09D 133/24
, C09D 135/08
, C09D 125/04
, C09D 5/00
FI (11件):
C09D5/32
, C08F230/08
, C09D7/12
, C09D183/07
, C09D133/08
, C09D133/10
, C09D133/20
, C09D133/24
, C09D135/08
, C09D125/04
, C09D5/00 D
Fターム (28件):
4J038CC021
, 4J038CG141
, 4J038CG151
, 4J038CG161
, 4J038CG171
, 4J038DL011
, 4J038DL032
, 4J038HA166
, 4J038HA216
, 4J038HA446
, 4J038KA06
, 4J038KA08
, 4J038KA09
, 4J038KA14
, 4J038NA19
, 4J038PB07
, 4J038PC08
, 4J100AL03P
, 4J100AL08Q
, 4J100AL08R
, 4J100AL10S
, 4J100BA02R
, 4J100BA12R
, 4J100BA76Q
, 4J100BC43R
, 4J100BC73R
, 4J100BD14
, 4J100JA01
引用特許:
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