特許
J-GLOBAL ID:201003061584487696

方位探知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田澤 英昭 ,  濱田 初音
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-177870
公開番号(公開出願番号):特開2010-019581
出願日: 2008年07月08日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
【課題】単独の受信系を用いて電波発信源の所在方位を検出可能にする。【解決手段】単独の受信系で検出されたパルスのパルス到来時刻に基づいて周期性を持って繰り返されるパルス列のフレーム周期を抽出するフレーム抽出部と、或る測定点で検出したパルス列とそのフレーム周期に基づいて、同じ測定点で継続して受信されると想定した場合の仮想パルス列を生成する仮想パルス列生成部と、或る測定点と次の測定点間の距離に基づいて、両測定点が固定されていると仮定した場合の電波の到来時刻差を算出し、この到来時刻差を或る測定点における仮想パルス列と次の測定点で実際に受信されたパルス列のパルス時間差として出力するパルス時間差算出部とを備え、この算出されたパルス時間差から電波発信源の所在方位を算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
移動するプラットフォームに搭載されて移動しながら電波の到来方位を探知する方位探知装置において、 受信電波から検出した各パルスにパルス到来時刻を付与して出力する空中線とパルス検出部からなる単独の受信系と、 前記受信系で検出されたパルスのパルス到来時刻に基づいて周期性を持って繰り返されるパルス信号を検出し、その繰り返しパターンを1フレームとしたパルス列のフレーム周期を抽出するフレーム抽出部と、 或る測定点で検出したパルス列と当該パルス列のフレーム周期に基づいて、同じ測定点で継続して受信されると想定した場合の仮想パルス列を生成する仮想パルス列生成部と、 或る測定点と次の測定点間の距離を算出し、この算出距離に基づいて、両測定点が固定されていると仮定した場合の電波の到来時刻差を算出し、この到来時刻差を前記仮想パルス列生成部で生成された前記或る測定点における仮想パルス列と前記受信系で得られる前記次の測定点で実際に受信されたパルス列のパルス時間差として出力するパルス時間差算出部と、 前記算出されたパルス時間差をフレーム毎に平均化する時間差誤差補償部と、 前記平均化されたパルス時間差に基づいて、対応する電波発信源の所在方位を算出する方位算出部を備えたことを特徴とする方位探知装置。
IPC (1件):
G01S 3/50
FI (1件):
G01S3/50
引用特許:
出願人引用 (3件)

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