特許
J-GLOBAL ID:201003061975210958

リアクトル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-078334
公開番号(公開出願番号):特開2010-232421
出願日: 2009年03月27日
公開日(公表日): 2010年10月14日
要約:
【課題】コアにおけるクラックの発生を抑制すると共に磁気特性を十分に確保し、耐久性・信頼性を向上させることができるリアクトルを提供すること。【解決手段】リアクトル1は、通電により磁束を発生する筒状のコイル2と、磁性粉末混合樹脂からなり、コイル2の周囲を覆うように配設されたコア4とを備えている。コイル2は、その表面全体が絶縁皮膜3によって覆われており、絶縁皮膜3は、コイル2の巻回方向に直交する断面において、コイル2のコイル先端面201及びコイル後端面(軸方向端面)とコイル内周面(内周面)203及びコイル外周面(外周面)204との間にそれぞれ形成されるコイル角部21を覆う皮膜角部31を有している。皮膜角部31は、曲率半径rが0.2mm以上の円弧状の曲面によって形成された曲面部311を有し、かつ、皮膜角部31における最小膜厚tが0.2mm以上である。コア4の弾性率は、5〜25GPaである。【選択図】図2
請求項(抜粋):
導体線を螺旋状に巻回してなり、通電により磁束を発生する筒状のコイルと、絶縁樹脂に磁性粉末を混合させた磁性粉末混合樹脂からなり、上記コイルの周囲を覆うように配設されたコアとを備えるリアクトルであって、 上記コイルは、その表面全体が絶縁皮膜によって覆われており、 該絶縁皮膜は、上記コイルの巻回方向に直交する断面において、上記コイルの軸方向端面と内周面及び外周面との間にそれぞれ形成されるコイル角部を覆う皮膜角部を有しており、 該皮膜角部は、曲率半径が0.2mm以上の円弧状の曲面によって形成された曲面部を有し、かつ、上記皮膜角部における最小膜厚は、0.2mm以上であり、 上記絶縁皮膜に隣接する上記コアの弾性率は、室温において5〜25GPaであることを特徴とするリアクトル。
IPC (2件):
H01F 37/00 ,  H01F 27/32
FI (4件):
H01F37/00 M ,  H01F37/00 C ,  H01F37/00 H ,  H01F27/32 A
Fターム (1件):
5E044AD06
引用特許:
審査官引用 (11件)
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