特許
J-GLOBAL ID:201003063970129470

燃料電池発電装置及び燃料電池発電装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 廣瀬 一 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-191431
公開番号(公開出願番号):特開2010-033715
出願日: 2008年07月24日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
【課題】突入電流が生じたことに起因して過電流状態であると判断され、顧客負荷への電力供給の継続が不可となることを回避する。【解決手段】負荷制御部32から、稼働させたい負荷の通常時電流、突入電流及びその継続時間、優先度等を含む負荷情報を受信し、コントローラ5は、優先度の高い方から積算した通常時電流の合計値Isum1が電流許容値Imaxを下回る負荷31aの組に属する負荷を投入許可負荷とし、投入許可負荷について稼働負荷情報に基づき複数の負荷に対して同時に電力供給開始が可能かどうかを判断し、不可であるときには優先度が低い負荷から順に電力供給開始タイミングを遅らせて電力供給開始タイミングをスケジューリングし、負荷制御部32では、コントローラ5でのスケジューリング結果にしたがって、投入許可負荷として許可された負荷に対して指定のタイミングで電力供給を開始する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
燃料電池の発電出力を、インバータを介して複数の負荷からなる顧客負荷に供給し、且つ前記インバータの出力電流が電流上限値を超える状態が所定時間継続したときには、過電流状態にあるとして前記顧客負荷への電力供給ラインに介挿された遮断手段を開放状態に切り替えるようにした燃料電池発電装置において、 前記顧客負荷を構成する各負荷の、電力供給開始時に生じる突入電流及び突入電流継続時間と前記突入電流が収束した後に流れる通常時電流とからなる負荷情報を記憶する記憶手段と、 前記顧客負荷を構成する負荷のうち何れか複数の負荷に対して新たに電力供給を同時に開始するとき、新たに電力が供給される新規投入負荷を特定する特定情報を通知する新規投入負荷通知手段と、 前記記憶手段に記憶される前記負荷情報のうちの、前記特定情報から特定される前記新規投入負荷に対応する負荷情報に基づき前記新規投入負荷それぞれへの電力供給開始タイミングを設定し、設定結果をタイミング情報として通知するタイミング設定手段と、 前記タイミング情報に基づき前記負荷に対して電力供給を開始する電力供給開始手段と、を備え、 前記タイミング設定手段は、前記新規投入負荷のうち、前記通常時電流の合計値が前記電流上限値よりも小さい第1の基準値を下回る新規投入負荷の組み合わせに属する新規投入負荷を投入許可負荷として選定する負荷選定手段と、 前記投入許可負荷の突入電流の合計値が前記第1の基準値よりも大きく且つ前記電流上限値以下の第2の基準値を下回る前記投入許可負荷の組み合わせに属する投入許可負荷を、電力供給を同時に開始する同時投入負荷として設定し、前記負荷情報に基づき前記投入許可負荷のうち前記同時投入負荷を除く投入許可負荷への電力供給開始タイミングを、前記同時投入負荷への電力供給開始タイミングとずらして設定するタイミング調整手段と、を有し、 前記電力供給開始手段は、前記タイミング情報で指定された投入許可負荷に対してのみ指定されたタイミングで電力供給を開始することを特徴とする燃料電池発電装置。
IPC (1件):
H01M 8/04
FI (1件):
H01M8/04 P
Fターム (5件):
5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027CC11 ,  5H027MM26 ,  5H027MM27
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る