特許
J-GLOBAL ID:201003064253942767

上水施設の監視制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 学 ,  戸田 裕二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-003020
公開番号(公開出願番号):特開2010-158632
出願日: 2009年01月09日
公開日(公表日): 2010年07月22日
要約:
【課題】上水道の運転において、CO2排出量抑制(環境負荷軽減)が求められている。配水の制御だけでなく、浄水処理に係る運転の範囲内でも環境負荷低減に向けた施策が必要である。特に濁度処理は凝集剤注入,ろ過池管理,汚泥処理等のエネルギー消費を低減する余地があり、運転制御技術の高度化が必要。【解決手段】上水道施設において、濁質処理に係る計測手段,水質,プロセスデータの格納手段,CO2排出量の原単位の格納手段を備え、水質と運転条件の制約条件を満足する運転条件下での濁度,損失水頭,排水処理量を評価し、制御量評価部により所定期間内で予想されるCO2排出量を最小となる運転条件を求め、上水道施設を運転制御する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
監視制御手段から入力される水質,運転条件を格納する水質,プロセスデータベースと、上水処理施設の各処理工程を運転する上で制約条件となる水質項目又は運転条件の項目と値を格納する制約条件データベースと、取水量の計画値を記録した取水計画データベースと、前記上水処理施設の各処理工程における濁質除去性能に関するデータを格納した処理性能データベースと、使用する資源やエネルギー量をCO2の発生量に換算するための原単位が記録されているCO2排出量原単位データベースと、実測データがない将来の運転について前記水質,プロセスデータベースから最新の水質,運転条件を取得し、前記取水計画データベースから計画水量を取得して該水質,運転条件,計画水量に応じた処理性能に関する情報を前記処理性能データベースから取得し、ろ過池への濁質負荷と廃水処理施設への負荷量を算出し、運転条件,処理水量,水質の値を各日時に対して出力する濁質負荷量評価部と、該濁質負荷量評価部で出力された水質,運転条件と前記制約条件データベースに格納された水質,プロセスデータを比較して制約条件を満足するように、かつ前記負荷量が前記CO2排出量原単位データベースに記録されている原単位で換算されるCO2排出量が最小となる運転条件を検索する制御量評価部を備えた上水施設の監視制御システム。
IPC (2件):
C02F 1/52 ,  C02F 1/00
FI (4件):
C02F1/52 Z ,  C02F1/00 T ,  C02F1/00 V ,  C02F1/00 K
Fターム (8件):
4D015BA19 ,  4D015BA21 ,  4D015BB05 ,  4D015CA14 ,  4D015DA04 ,  4D015EA01 ,  4D015EA03 ,  4D015EA32
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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