特許
J-GLOBAL ID:201003068495537994

時刻同期網及び通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋爪 健 ,  菊地 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-126665
公開番号(公開出願番号):特開2010-278546
出願日: 2009年05月26日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
【課題】 時刻補正間隔の短縮に伴いネットワークの負荷を増大させずに、又は、高精度発振器の搭載によるコスト増加を招くことなく、基地局や通信装置の時刻同期を要求精度内で実現する。【解決手段】 パケット伝送装置1は、伝送網側で実現している、安定的で高精度なクロック同期機能により供給されるクロックと、これとは異なるGPS由来のクロックとの差分検出機能を持ち、伝送網側の高精度クロック5により動作し且つ差分検出機能により適宜補正を行うGPSエミュレーション時計を使用し、時刻同期プロトコルを動作させ、更に、与えられた網同期クロックの同期精度要求情報等から、基地局3、4間で要求される時刻同期精度を満足する為に必要となる時刻同期による時刻補正間隔の導出手段を備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の通信装置が階層構造を有し、時刻同期プロトコルによりネットワーク経由で配信される時刻情報により複数の前記通信装置間において時刻同期を行うための時刻同期網において、 前記時刻同期網の最上位の通信装置は、 前記時刻源となる時計から時刻情報を受信する時刻受信機能と、 前記時刻源となる時計と非同期で前記時刻源より高精度な外部発振器からの外部参照クロック信号を受信し、該外部参照クロック信号に同期するクロック信号を生成する外部クロック受信機能と、 前記外部クロック受信機能が生成したクロック信号周期の計数を元に、外部発振器由来の時間を算出し、前記時刻源となる時計から受信した時刻を元に前記時刻源由来の時間を算出し、前記外部発振器由来の時間と前記時刻源由来の時間との比較から、前記時刻源による原振と前記外部発振器による原振の二つの原振間の時間の差分情報を検出する原振間オフセット検出機能と、 前記外部クロック受信機能が生成したクロック信号を元に駆動するとともに、前記原振間オフセット検出機能により検出された時間の差分情報に基づき時刻を補正することにより、前記時刻同期プロトコルによる時刻同期より高精度で前記時刻源となる時計に同期する主局エミュレーション時計と、 前記主局エミュレーション時計からの時刻情報を元に、前記時刻同期プロトコルに従い時刻同期メッセージを生成するマスター機能と、 前記時刻同期メッセージを、前記外部クロック受信機能より供給されるクロック信号に同期するタイミングで生成される伝送符号により、下位の通信装置へ送出する機能と を備え、
IPC (4件):
H04W 56/00 ,  G04G 5/00 ,  G04G 7/00 ,  H04L 7/00
FI (4件):
H04Q7/00 461 ,  G04G5/00 J ,  G04G7/00 ,  H04L7/00 Z
Fターム (14件):
2F002AA03 ,  2F002AA04 ,  2F002AF01 ,  2F002FA16 ,  2F002GA06 ,  5K047AA18 ,  5K047BB01 ,  5K047GG11 ,  5K067AA21 ,  5K067DD25 ,  5K067DD30 ,  5K067EE10 ,  5K067EE16 ,  5K067HH22
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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