特許
J-GLOBAL ID:201003072319977772
エレベータ制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (21件):
鈴江 武彦
, 蔵田 昌俊
, 河野 哲
, 中村 誠
, 福原 淑弘
, 峰 隆司
, 白根 俊郎
, 村松 貞男
, 野河 信久
, 幸長 保次郎
, 河野 直樹
, 砂川 克
, 風間 鉄也
, 勝村 紘
, 河井 将次
, 佐藤 立志
, 岡田 貴志
, 堀内 美保子
, 竹内 将訓
, 市原 卓三
, 山下 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-051079
公開番号(公開出願番号):特開2010-202364
出願日: 2009年03月04日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【課題】温度による変動に起因したエレベータの電流検出器による検出誤差をなくし、常に正確な電流検出を行なって高精度な速度制御を行なう。【解決手段】エレベータの運転が停止した場合、制御装置20は電流検出器5A,5Bの消磁制御を行なう。オフセット電圧検出/補正回路24は、電流検出器5A,5B内部の電子回路のオフセット電圧を検出する。温度検出回路25は、温度センサ15からの出力結果をもとに、電流検出器5A,5Bの周辺温度を検出する。オフセット電圧検出/補正回路24は、この温度をもとにオフセット電圧の変化量を予測し、この変化量を既に検出したオフセット電圧に反映させることでオフセット電圧のずれ分を補正する。運転が開始された場合には、制御装置20は、電流検出器5A,5Bからの出力電圧値に対し補正済みのオフセット電圧を減ずる事で、被測定電流に比例した出力電圧を計算する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、
前記整流回路で変換された直流電力の脈動を平滑化する平滑コンデンサと、
前記平滑化された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、
前記インバータから出力された交流電力で駆動して乗りかごを昇降させる電動機と、
前記インバータ装置より出力された電流を検出する磁気式の電流検出器と、
前記電動機の停止時に、前記電流検出器の残留磁束を消磁させるための電流を通電する消磁回路と、
前記消磁回路による通電後に、前記電流検出器内部の電子回路のオフセット電圧を検出するオフセット電圧検出回路と、
前記電流検出器周辺の温度を検出する温度検出器と、
前記温度検出器により検出した温度をもとに前記電流検出器内部の電子回路のオフセット電圧の温度による変化量を予測することで、前記オフセット電圧検出回路により検出した前記電流検出器内部の電子回路のオフセット電圧の温度によるずれ分を補正する補正手段と
を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
3F002CA06
, 3F002CA07
, 3F002GA03
引用特許:
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