特許
J-GLOBAL ID:201003072706675253

無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-245659
公開番号(公開出願番号):特開2010-078021
出願日: 2008年09月25日
公開日(公表日): 2010年04月08日
要約:
【課題】内燃機関にクラッチを介して接続されるベルト式の無段変速機の制御装置において、機関始動時のベルトの滑りを確実に防止しつつ、発進時の応答遅れを可能な限り回避するようにした無段変速機の制御装置を提供する。【解決手段】エンジンによって駆動される油圧ポンプを介して作動油を供給され、プーリで挟持されるベルトの巻き掛け半径を変化させて変速するCVT(無段変速機)の制御装置において、エンジンが始動されてからの油圧ポンプによって吐出された作動油の吐出量の積算値をエンジン回転数NEに基づいて算出し(S10からS14)、その積算値がプーリのピストン室を充填するのに必要な値に達したか否か判定し(S16)、吐出された作動油の圧力がCVTに入力されるトルクを伝達するのに必要な値に達したか否か判定し(S18)、共に肯定されるときクラッチの締結を許可する(S20,S22)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内燃機関にクラッチを介して接続されると共に、前記内燃機関によって駆動される油圧ポンプを介して作動油を供給され、プーリで挟持されるベルトの巻き掛け半径を変化させて前記内燃機関の出力を変速する無段変速機の制御装置において、 a.前記内燃機関が始動されてからの前記油圧ポンプによって吐出された作動油の吐出量の積算値を前記内燃機関の回転数に基づいて算出する油圧ポンプ吐出量積算値算出手段と、 b.前記算出された積算値が前記プーリのピストン室を充填するのに必要な値に達したか否か判定するピストン室充填判定手段と、 c.前記吐出された作動油の圧力が前記無段変速機に入力されるトルクを伝達するのに必要な値に達したか否か判定するプーリ圧到達判定手段と、 d.前記算出された積算値が前記プーリのピストン室を充填するのに必要な値に達したと判定されると共に、前記吐出された作動油の圧力が前記無段変速機に入力されるトルクを伝達するのに必要な値に達したと判定されるとき、前記クラッチの締結を許可するクラッチ締結許可手段と、 を備えたことを特徴とする無段変速機の制御装置。
IPC (1件):
F16H 61/02
FI (1件):
F16H61/02
Fターム (9件):
3J552MA07 ,  3J552MA12 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA12 ,  3J552PA20 ,  3J552RB17 ,  3J552UA04 ,  3J552VC01W
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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