特許
J-GLOBAL ID:201003078472769168

エレベーターの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-136028
公開番号(公開出願番号):特開2010-280481
出願日: 2009年06月05日
公開日(公表日): 2010年12月16日
要約:
【課題】ブレーキの制動力とかご減速度を同時に確認でき、エレベーターの非常時制動性能試験を容易に行う。【解決手段】電動機5と、制動部6と、電動機の回転駆動制御および制動部に与える付勢力制御を行うことでかごの昇降制御を行う制御部20と、かごが第1の所定位置にいることを検出する第1のかご位置検出部32と、綱車エンコーダ31と、第1の所定位置よりも制動距離の最大許容量s2分だけ下方の位置を非常停止指令出力位置と規定し、かご位置が非常停止指令出力位置に達したときに、非常停止指令を制動部6に出力して綱車1を制動停止させ、制動停止中における綱車1の回転量を綱車エンコーダ31に基づいて算出し、算出した回転量が許容回転量以上であり、かつ、制動停止中に第1の所定位置まで到達したことを検出しなかった場合に、制動性能が良好であると判断する制動性能チェック部24とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一端にかご、他端におもりが接続されたロープが掛けられている綱車を回転駆動させることで前記かごを昇降させる電動機と、 前記綱車に対する制動力の付勢/開放を行う制動部と、 前記電動機の回転駆動制御および前記制動部に与える付勢力制御を行うことで前記かごの昇降制御を行う制御部と、 前記かごが昇降路内の第1の所定位置にいることを検出する第1のかご位置検出部と、 前記綱車の回転量を計測する綱車エンコーダと、 前記第1の所定位置よりも制動距離の最大許容量分だけ下方の位置を非常停止指令出力位置と規定し、前記かごを無負荷状態で所定速度により上昇走行させ、前記かご位置が前記非常停止指令出力位置に達したときに、非常停止指令を前記制動部に出力して前記綱車を制動停止させると同時に、制動停止中における前記綱車の回転量を前記綱車エンコーダに基づいて算出し、算出した前記回転量が、前記所定速度により前記かごを走行させている状態から、許容される最大の減速度で減速させたときの制動距離に対応する回転量以上であり、かつ、前記制動停止中に前記第1のかご位置検出部により前記第1の所定位置まで到達したことを検出しなかった場合に、前記非常時制動性能確認が良好であると判断する制動性能チェック部と を備えることを特徴とするエレベーターの制御装置。
IPC (2件):
B66B 5/00 ,  B66B 1/32
FI (2件):
B66B5/00 G ,  B66B1/32
Fターム (5件):
3F002AA04 ,  3F002CA10 ,  3F002GB02 ,  3F304BA13 ,  3F304EA29
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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