特許
J-GLOBAL ID:201003082643015962
慣性質量ダンパー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 渡邊 隆
, 佐伯 義文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-180490
公開番号(公開出願番号):特開2010-019347
出願日: 2008年07月10日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
【課題】相対加速度に比例する反力を生じる慣性質量ダンパーにおいて、過大な加速度が作用した場合にダンパー反力(負担力)を制限して頭打ちとする。【解決手段】相対振動を回転運動に変換して回転錘10に伝達する振動伝達機構としてのボールねじ機構と回転錘10との間に、回転錘を振動伝達機構に対してトルク伝達可能に連結するとともにそれらの間で伝達されるトルクが所定の制限値を超えた時点で回転錘を振動伝達機構に対して相対回転させてトルク伝達を制限するトルク制限機構11を介装する。トルク制限機構を滑り材17の摩擦力を利用する構成とするか、あるいは汎用のトルク保持装置を利用する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
互いに離接する方向に相対振動する構造体間に設置され、それら構造体間に生じる相対振動を振動伝達機構により回転運動に変換して回転錘に伝達して該回転錘を回転させることにより、該回転錘の慣性質量による反力を前記構造体に作用せしめて前記相対振動に対する制振効果を得る構成の慣性質量ダンパーであって、
前記振動伝達機構と前記回転錘との間に、該回転錘を該振動伝達機構に対してトルク伝達可能に連結するとともにそれらの間で伝達されるトルクが所定の制限値を超えた時点で回転錘を振動伝達機構に対して相対回転させてトルク伝達を制限するトルク制限機構を介装してなることを特徴とする慣性質量ダンパー。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F15/02 C
, E04H9/02 351
Fターム (16件):
2E139AA01
, 2E139AB11
, 2E139AC19
, 2E139BB20
, 2E139BB28
, 2E139BB42
, 2E139BB49
, 2E139BB53
, 2E139BC11
, 2E139CA30
, 2E139CB01
, 2E139CB03
, 3J048AD06
, 3J048BF09
, 3J048CB27
, 3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (2件)
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免震システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-198347
出願人:三菱重工業株式会社
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上下免震装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-327284
出願人:三菱重工業株式会社
審査官引用 (3件)
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回転慣性力を利用した連結制振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-245374
出願人:株式会社大林組
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特開昭53-020126
-
振動減衰装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-173842
出願人:特許機器株式会社
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