特許
J-GLOBAL ID:201003084155437117

サブストレート型太陽電池用の複合膜及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-182932
公開番号(公開出願番号):特開2010-087480
出願日: 2009年08月06日
公開日(公表日): 2010年04月15日
要約:
【課題】高い反射率を有する、湿式塗工法を用いて形成される透明導電膜及び導電性反射膜により構成されるサブストレート型太陽電池の複合膜及びその製造方法を提供する。【解決手段】導電性反射膜12は基材11上に金属ナノ粒子を含む導電性反射膜用組成物を湿式塗工法を用いて塗布して導電性反射塗膜を形成し、導電性反射塗膜を焼成することにより形成され、透明導電膜13は導電性反射塗膜上に導電性酸化物微粒子の分散液を湿式塗工法を用いて塗布し形成された酸化物微粒子の塗膜上に、バインダ分散液を湿式塗工法を用いて含浸し焼成することにより、酸化物微粒子層13aの全表面がバインダ層13bで被覆された状態で形成され、導電性反射膜12の透明導電膜13側の接触面に出現する気孔の平均直径が100nm以下、気孔が位置する平均深さが100nm以下、気孔の数密度が30個/μm2以下であることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基材上に導電性反射膜が形成され、前記導電性反射膜上に透明導電膜が形成された複合膜において、 前記導電性反射膜は前記基材上に金属ナノ粒子を含む導電性反射膜用組成物を湿式塗工法を用いて塗布して導電性反射塗膜を形成し、前記導電性反射塗膜を焼成することにより0.05〜2.0μmの厚さに形成され、 前記透明導電膜は前記導電性反射塗膜上に導電性酸化物微粒子の分散液を湿式塗工法を用いて塗布し形成された酸化物微粒子の塗膜上に、バインダ分散液を湿式塗工法を用いて含浸し焼成することにより、酸化物微粒子層の全表面がバインダ層で被覆された状態で、0.01〜0.5μmの厚さに形成され、 前記導電性反射膜の前記透明導電膜側の接触面に出現する気孔の平均直径が100nm以下、前記気孔が位置する平均深さが100nm以下、前記気孔の数密度が30個/μm2以下であることを特徴とするサブストレート型太陽電池用の複合膜。
IPC (1件):
H01L 31/04
FI (1件):
H01L31/04 M
Fターム (12件):
5F051AA05 ,  5F051BA14 ,  5F051CB27 ,  5F051FA02 ,  5F051FA04 ,  5F051FA10 ,  5F151AA05 ,  5F151BA14 ,  5F151CB27 ,  5F151FA02 ,  5F151FA04 ,  5F151FA10
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (7件)
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