特許
J-GLOBAL ID:201003084454977748

車両の挙動支援装置及び車両の挙動支援方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-029712
公開番号(公開出願番号):特開2010-184583
出願日: 2009年02月12日
公開日(公表日): 2010年08月26日
要約:
【課題】転舵輪の路面限界舵角をより精度よく導出できる車両の挙動支援装置及び車両の挙動支援方法を提供する。【解決手段】ECUは、車両がアンダーステア状態になったと判定した場合(ステップS16が肯定判定)、アンダーステア状態になった時点の車両の車体速度VS及びステアリングホイールの操舵角θに基づき摩擦限界舵角σ_fを導出し(ステップS17)、その後、路面の悪路指数Nrwを演算する(ステップS18)。続いて、ECUは、路面の悪路指数Nrwが大きいほど大きくなるように補正角度Δσを設定する(ステップS19)。そして、ECUは、摩擦限界舵角σ_fと補正角度Δσとの和を路面限界舵角σmaxとし(ステップS22)、前輪の転舵角σの絶対値が路面限界舵角σmax以下となるように転舵角調整制御を行なう(ステップS23)。【選択図】図4
請求項(抜粋):
安定した挙動で車両を旋回させるための転舵輪(FR,FL,RR,RL)の限界転舵角(σ_f)を、前記転舵輪(FR,FL,RR,RL)と路面との間で発生する摩擦力が最大となった際に前記転舵輪(FR,FL,RR,RL)に作用する横力(FS)に基づき導出する限界転舵角導出手段(18、S17)を備えた車両の挙動支援装置において、 車両の旋回時に、前記転舵輪(FR,FL,RR,RL)の側面に対して、該転舵輪(FR,FL,RR,RL)の幅方向のうち車両の進行方向側から付与される抵抗力(FT)を推定する抵抗力推定手段(18、S18、S31)と、 該抵抗力推定手段(18、S18、S31)によって推定される抵抗力(FT)が大きいほど大きくなるように補正値(Δσ、HG)を設定する補正値設定手段(18、S21、S33)と、 該補正値設定手段(18、S21、S33)によって設定される補正値(Δσ、HG)を用いて前記限界転舵角導出手段(18、S17)によって導出される限界転舵角(σ_f)を補正し、該補正結果を路面限界舵角(σmax)とする補正手段(18、S22、S34)と、をさらに備えることを特徴とする車両の挙動支援装置。
IPC (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (30件):
3D232CC17 ,  3D232CC30 ,  3D232DA03 ,  3D232DA04 ,  3D232DA23 ,  3D232DA24 ,  3D232DA25 ,  3D232DA33 ,  3D232DA82 ,  3D232DA92 ,  3D232DA93 ,  3D232DC08 ,  3D232DC33 ,  3D232DC34 ,  3D232DC35 ,  3D232DD06 ,  3D232DD17 ,  3D232DE06 ,  3D232EA01 ,  3D232EB04 ,  3D232EB16 ,  3D232EC22 ,  3D232GG01 ,  3D233CA11 ,  3D233CA12 ,  3D233CA13 ,  3D233CA14 ,  3D233CA17 ,  3D233CA18 ,  3D233CA21
引用特許:
審査官引用 (3件)

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