特許
J-GLOBAL ID:201003084461218305
マグネシウム合金の精密鍛造加工方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
谷山 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-160250
公開番号(公開出願番号):特開2010-000516
出願日: 2008年06月19日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】鍛造加工中においてマグネシウム合金素材に動的再結晶を生じさせることにより材料に加工軟化を生じさせ、適切に空気抜き機構を配置することにより複雑な形状を有する鍛造品であっても優れた形状精度を確保することができるマグネシウム合金の精密鍛造加工方法を提供する。【解決手段】パンチ6を加圧方向に対して垂直方向に成形部7とスペーサ8とパンチホルダ9とに分割した構造とし、成形部7に変形部12を形成するための開口部13を貫通状に設けると共に、スペーサの成形部とは反対側の面に外周方向へ抜ける空気抜き溝21を形成し、開口部に流動する素材の未充満部22の位置に応じて特定されたスペーサの成形部側の空気が抜けない部位とスペーサの空気抜き溝とを連通する連通溝24を形成し、金型内に収容されたマグネシウム合金の動的再結晶による加工軟化によって流動性を有するに到った素材を金型の加圧によって開口部に充満する際、未充満部の空気を連通溝と空気抜き溝とを経て外方へ抜き出すようにした。【選択図】図3
請求項(抜粋):
金型内に固体のマグネシウム合金素材を収容して押出し加工することにより当該素材を塑性変形して、ダイスあるいはパンチ開口部と同じ断面形状を有する板状又は棒状からなる変形部を有する鍛造品を形成するマグネシウム合金の精密鍛造加工方法において、変形部を形成するための開口部を有するパンチ又は成形ダイスを加圧方向に対して垂直方向に分割することによって成形部とスペーサとパンチホルダが連続してなる分割構造とし、成形部に素材が流動する開口部を貫通状に設けると共に、スペーサの成形部とは反対側の面に外周方向へ抜ける空気抜き溝を形成し、さらに成形部の開口部に流動する素材の未充満部の位置に応じて特定されたスペーサの成形部側の空気が抜けない部位とスペーサの空気抜き溝とを連通する連通溝を形成し、金型内に収容されたマグネシウム合金素材の動的再結晶による加工軟化に到った素材を金型の加圧によって成形部の開口部に充満する際、開口部内の未充満部の空気を連通溝と空気抜き溝とを経て外周方向へ抜き出すようにしたことを特徴とするマグネシウム合金の精密鍛造加工方法。
IPC (3件):
B21J 5/06
, B21J 5/00
, B21J 13/02
FI (3件):
B21J5/06 A
, B21J5/00 D
, B21J13/02 K
Fターム (6件):
4E087AA08
, 4E087BA03
, 4E087CA22
, 4E087CA24
, 4E087EC17
, 4E087EC42
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (8件)
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