特許
J-GLOBAL ID:201003091368819125

多気筒エンジンの排気システムの制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-056371
公開番号(公開出願番号):特開2010-209782
出願日: 2009年03月10日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】簡単な手法によって排気ターボ式過給機の駆動を効率的に行なう。 【解決手段】3本以上の独立分岐通路16a〜16dの下流側同士が集合された集合部31cの下流側に、排気ターボ式過給機50が配設される。集合部31cの上流側に可変絞り弁30が配設される。可変絞り弁30が該所定開度以上のときに、連通路41によって、吸気行程での吸・排気弁のオーバラップ期間と排気行程での排気弁の開弁期間が互いに重なる気筒間での前記各独立分岐通路同士が連通される。可変絞り弁30が所定開度未満のときは、連通路41が遮断される。排気通路中の酸素濃度に関する値が所定値未満のときは、可変絞り弁30を閉弁させて連通路41を遮断する一方、検出された排気通路中の酸素濃度に関する値が所定値以上のときは可変絞り弁30が所定開度以上とされる(後燃焼の実行)。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
互いに異なる排気ポートに連なると共に互いに独立した3本以上の独立分岐通路と、 前記各独立分岐通路の下流側同士が集合された集合部と、 前記集合部の下流側に配設された排気ターボ式過給機と、 前記集合部の上流側において前記各独立分岐通路の開口面積を変更して絞り部を形成するための可変絞り弁と、 前記可変絞り弁が該所定開度以上のときに吸気行程での吸・排気弁の開弁期間がオーバラップするオーバラップ期間と、排気行程での排気弁の開弁期間が互いに重なる気筒間での前記各独立分岐通路同士を連通をさせる一方、該可変絞り弁が所定開度未満のときに各独立分岐通路同士の連通が遮断される連通路と、 を備えた多気筒エンジンの排気システムの制御方法であって、 排気通路中の酸素濃度に関する値を検出する第1ステップと、 エンジンの所定運転領域において、前記第1ステップで検出された排気通路中の酸素濃度に関する値が所定値未満のときは、前記可変絞り弁を閉弁させて前記連通路を遮断する第2ステップと、 前記所定運転領域において、前記第1ステップで検出された排気通路中の酸素濃度に関する値が前記所定値以上のときは、前記可変絞り弁を前記所定開度以上として、前記連通路を介しての排気ガスと掃気ガスとの混合による後燃焼を実行させる第3ステップと、 を備えていることを特徴とする多気筒エンジンの排気システムの制御方法。
IPC (2件):
F02B 37/22 ,  F02B 37/02
FI (3件):
F02B37/12 301R ,  F02B37/02 H ,  F02B37/02 F
Fターム (6件):
3G005EA15 ,  3G005EA16 ,  3G005FA05 ,  3G005GA03 ,  3G005GB08 ,  3G005GB24
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 多気筒エンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-052829   出願人:日産ディーゼル工業株式会社
  • 特開昭63-018134
  • 過給エンジンのEGR装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-119977   出願人:日野自動車株式会社
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