特許
J-GLOBAL ID:201003094782598547

III族窒化物電子デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  寺崎 史朗 ,  黒木 義樹 ,  近藤 伊知良
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-267792
公開番号(公開出願番号):特開2010-045416
出願日: 2009年11月25日
公開日(公表日): 2010年02月25日
要約:
【課題】低損失な窒化ガリウム系電子デバイスを提供する。【解決手段】III窒化物系ヘテロ接合トランジスタ11aでは、第2のAlY1InY2Ga1-Y1-Y2N層15は、第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層13aとヘテロ接合21を成す。第1の電極17は、第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層13aにショットキ接合を成す。第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層13a及び第2のAlY1InY2Ga1-Y1-Y2N層15は、基板23上に設けられている。電極17a、18a、19aは、それぞれ、ソース電極、ゲート電極及びドレイン電極を含む。第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層13aの炭素濃度NC13は1×1017cm-3未満である。第2のAlY1InY2Ga1-Y1-Y2N層15の転位密度Dが1×108cm-2である。ヘテロ接合21により、二次元電子ガス層25が生成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N(0<X1<1、0≦X2<1、0<X1+X2<1)層と、 前記第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層とヘテロ接合を成す第2のAlY1InY2Ga1-Y1-Y2N(0≦Y1<1、0≦Y2<1、0≦Y1+Y2<1) 層と、 前記第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層上に設けられた第1の電極と、 前記第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層上に設けられた第2の電極と、 基板と を備え、 前記第2のAlY1InY2Ga1-Y1-Y2N層は前記基板上に設けられ、 前記基板は、1×108cm-2以下の転位密度を有するGaN基板、1×108cm-2以下の転位密度を有するAlN基板、1×108cm-2以下の転位密度を有するAlGaN基板、1×108cm-2以下の転位密度を有するInGaN基板、及び1×108cm-2以下の転位密度を有するGaNテンプレートのいずれかであり、 前記第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層は前記第2のAlY1InY2Ga1-Y1-Y2N層上にあり、 前記第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層のバンドギャップは前記第2のAlY1InY2Ga1-Y1-Y2N層のバンドギャップより大きく、 前記第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層と前記第2のAlY1InY2Ga1-Y1-Y2N層との前記ヘテロ接合に二次元電子ガス層が生成され、 前記第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層はノンドープであり、 前記第2のAlY1InY2Ga1-Y1-Y2N層はノンドープであり、 前記第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層の炭素濃度は1×1017cm-3未満であり、 前記第2のAlY1InY2Ga1-Y1-Y2N層の転位密度が1×108cm-2未満であり、 前記第1の電極は、前記第1のAlX1InX2Ga1-X1-X2N層にショットキ接合を成す、ことを特徴とするIII族窒化物電子デバイス。
IPC (5件):
H01L 21/338 ,  H01L 29/778 ,  H01L 29/812 ,  H01L 29/47 ,  H01L 29/872
FI (3件):
H01L29/80 H ,  H01L29/48 ,  H01L29/48 D
Fターム (16件):
4M104AA04 ,  4M104AA07 ,  4M104CC03 ,  4M104GG03 ,  5F102FA00 ,  5F102GB01 ,  5F102GC01 ,  5F102GD01 ,  5F102GJ04 ,  5F102GJ10 ,  5F102GL04 ,  5F102GM04 ,  5F102GQ01 ,  5F102GR01 ,  5F102HC01 ,  5F102HC21
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る