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J-GLOBAL ID：201102202515460316   整理番号：11A0124061

NMR解析と併用したパルス標識H/D交換により研究したβ₂ミクログロブリン線維延長の速度論中間体

Kinetic Intermediates of β₂-Microglobulin Fibril Elongation Probed by Pulse-Labeling H/D Exchange Combined with NMR Analysis

著者 (7件)： KONUMA Tsuyoshi ,  CHATANI Eri ,  YAGI Masanori ,  SAKURAI Kazumasa ,  IKEGAMI Takahisa ,  NAIKI Hironobu ,  GOTO Yuji
資料名： Journal of Molecular Biology  (Journal of Molecular Biology)
巻： 405  号： 3  ページ： 851-862  発行年： 2011年01月21日 
JST資料番号： D0124B  ISSN： 0022-2836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 変性蛋白質におけるアミロイド線維延長は共役結合及びミス折畳みの周期を必要とする。速度論中間体への洞察を得るために,β₂ミクログロブリン(β₂-m)が酸変性を受ける条件下で,pD=2.5でのβ₂-mを含む線維延長時のアミドプロトンの水素/重水素交換を実施した。NMR分光法によりモニターした単量体β₂-mの配座転移を研究するために,¹⁵N標識単量体および非標識シードを用いた。消光-フロー装置によるパルス標識水素/重水素交換をにより,pD=2.5での律速中間体は酸変性β₂-mにおいて存在する疎水性コアの破壊でさえもこの交換から保護しなかった。顕著な保護をこの線維への転位により獲得した。律速中間体はシード線維の側面表面に結合することを示唆する見解において,大きな非折畳み配座との弱い相互作用は成長終点へのこれらの動的スライドに有用であるらしい。これらの結果はシードの側面表面に結合する中間体を伴う線維延長の新しいモデルを支持した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *β2ミクログロブリン ,  同位体交換 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  *アミロイド ,  中間体 ,  配座転移 ,  単量体 ,  標識化合物 ,  保護作用 ,  *アミロイドーシス ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド
準シソーラス用語： *アミロイド線維 ,  水素/重水素交換

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： DMSO

タイトルに関連する用語 (9件)： NMR ,  解析 ,  併用 ,  パルス ,  標識 ,  研究 ,  β2ミクログロブリン ,  速度論 ,  中間体