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J-GLOBAL ID:201102202884438545   整理番号:11A0674645

フェニル基修飾ナノ粒子による芳香族分子のナノトラップ及び質量分析

Nanotrap and Mass Analysis of Aromatic Molecules by Phenyl Group-Modified Nanoparticle
著者 (6件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 1370-1374  発行年: 2011年02月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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van der Waals相互作用によって芳香族分子を選択的にトラップするため,ケイ酸塩被覆金属酸化コアベースの酸化鉄ナノ粒子を用いてフェニル基修飾ナノ粒子を調製した。ナノ粒子はバイオセンサ,触媒,イメージング,ドラッグデリバリーなど多分野で使用されているが,本研究では相互作用によって芳香族分子と架橋させるためのフェニル基でナノ粒子表面を機能化する目的で,フェニルトリエトキシシランを用いたシラン化によって機能化ナノ粒子を調製し,Fourier変換赤外分光法及び吸光分光法によって,このナノ粒子がフェニル基に共役したFe2O3コアを有することを確認した。ナノ粒子支援レーザ脱離/イオン化質量分析において,このナノ粒子は芳香族化合物(コルヒチン,レセルピン,ブラジキニンペプチド)及び非芳香族化合物(L-α-ホスファチジルエタノールアミン,ジオレイル及びポリエチレングリコール)をイオン化することができ,また芳香族分子をターゲットとした質量分析において選択的トラップとイオン化を支援する試薬として機能することが分かった。ナノ粒子上のフェニル基と芳香族分子間のn-n相互作用がターゲット分子の回収率に効果的であった,またナノ粒子は化学薬品,薬物,生体分子のような広い範囲の被検質について,バックグラウンドなしイオン化支援試薬として使用できる利点を有していた。
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分類 (4件):
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炭素多環化合物一般  ,  その他の分離法  ,  原子・分子のクラスタ  ,  質量分析 
物質索引 (4件):
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