文献
J-GLOBAL ID:201102202997417706   整理番号:11A1142884

Purkinje細胞におけるシナプス後のP/Q型Ca2+チャンネルは発達中の小脳でシナプスの競争と除去を仲介する

Postsynaptic P/Q-type Ca2+ channel in Purkinje cell mediates synaptic competition and elimination in developing cerebellum
著者 (12件):
資料名:
巻: 108  号: 24  ページ: 9987-9992  発行年: 2011年06月14日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
誕生時に小脳のPurkinje細胞(PC)には多くの登上線維(CF)が同じ強度でシナプス形成しているが,発達とともにシナプス間の競争によりCFが選択されていく。この過程を解析するために,PCでのシナプス後の主要な電位依存性Ca2+チャンネルであるCav2.1 P/Q型Ca2+チャンネルに注目し,このチャンネルをマウスでPC特異的に欠失させた。このノックアウトマウスでは,自発的なCF入力で誘導されるCa2+の一過性の透過が著しく低下した。生後5~8日で各PCにおいて複数のCFが同様に強化されるようになり,一本に選択されることがなくなり,生後12日までシナプスが除去されないままだった。したがって,Purkinje細胞でP/Q型Ca2+チャンネルが登上線維とのシナプスの競争と除去を仲介することがわかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  細胞膜の輸送 

前のページに戻る