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J-GLOBAL ID:201102206751385983   整理番号:11A1216238

クライオジェニックサンプラーを用いた昭和基地上空における成層圏大気中の温室効果気体観測

Stratopheric greenhouse gas observation using a balloon-borne cryogenic sampler at Syowa Station, Antarctica
著者 (13件):
資料名:
巻: 54  号: 特集号  ページ: 410-425  発行年: 2010年12月28日 
JST資料番号: Y0367A  ISSN: 0085-7289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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南極昭和基地において,気球を用いた温室効果気体の観測を実施した。2003年12月26日と2004年1月5日にそれぞれ気球が放球され,高度10kmから30kmにおいて,成層圏の大気サンプルを採取することに成功した。大気サンプルを日本に持ち帰った後に,温室効果気体の濃度とその同位体などの分析が行われた。その結果,二酸化炭素の濃度は,高度20kmより上空においてほぼ一定となり,その平均濃度を1998年1月に実施した気球観測の結果と比較して,およそ9.7ppmだけ増加していることが明らかになった。二酸化炭素濃度から成層圏大気の平均年代を推定したところ,高度20kmより上空での平均年代は,5.0±0.2年であった。過去のデータからも平均年代を推定した結果,その値はほぼ一致しており,南極上空の成層圏の平均年代に長期的な変化はみられなかった。N2Oのアイソトポマー比は12-1月および1998年1月の観測結果の間で高度分布に異なる特徴が見られ,短期的・長期的な輸送過程の変動の影響が示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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対流圏・成層圏の地球化学 
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