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J-GLOBAL ID：201102208419683620   整理番号：11A0830496

ロードノイズ低減のためのサスペンションシステムの考察

Study of Suspension System for Reduction of Road Noise

著者 (3件)： 中村聡 (本田技研 四輪R&Dセ) ,  牧俊光 (本田技研 四輪R&Dセ) ,  杉本寿敬 (本田技研 四輪R&Dセ)
資料名： Honda R&D Technical Review  (Honda R&D Technical Review)
巻： 23  号： 1  ページ： 120-126  発行年： 2011年03月01日 
JST資料番号： L0353A  ISSN： 0915-3918  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,自動車の低燃費化を狙いとした軽量化は,重要な技術である。一方,騒音振動(NV)性能は,背反する特性であり,これらの両立が大きな課題となっている。そこで,フロントストラット(FS)とリヤトーションビーム(RT)の懸架装置における振動モード(100~200Hz)とロードノイズの相関を解析し,ロードノイズの低減策を検討した。懸架装置FEモデルによるパラメータ推定及び14台の実車加振実験を行い,次項の結果を得た。1)ロードノイズの主要因となる共通の振動モードは,FSの剛体と弾性キャンバモード,RTの弾性変形を伴う車輪キャンバモードである,2)各振動モード制御のための主バネと主マスの要素を把握できた,3)これらの振動モードの制御によって,ロードノイズを低減できた。

シソーラス用語： *懸架装置 ,  *騒音抑制 ,  *振動解析 ,  *雑音解析 ,  *自動車性能 ,  トーションバー ,  路面特性 ,  弾性変形 ,  周波数帯 ,  反り ,  振動モード ,  モード解析 ,  振動制御 ,  パラメータ推定 ,  有限要素法 ,  解析モデル ,  数値解析 ,  台上試験 ,  振動試験 ,  *抑制
準シソーラス用語： キャンバ ,  ストラット

分類 (2件)： 懸架装置  (QG03050G) ,  音波伝搬  (BB03030G)

引用文献 (4件)：

• (1)城戸一郎,末岡淳男:2つの分系が強く連成する振動系の解析法(第1報,自動車サスペンションへの適用),日本機械学会論文集(C編),71巻,712号,p.1-8(2005)
• (2)城戸一郎,上山さぎり,末岡淳男:2つの分系が強く連成する振動系の解析法(第2報,自動車のタイヤとホイールへの適用),日本機械学会論文集(C編),72巻,715号,p.735-742(2006)
• (3)三山栄仁,赤松博道,影山雄介,海老澤弘道,森田真一,田中克則,塩川直希,宮川隆行:ロードノイズスペクトル適正化のためのタイヤ固有値コントロール技術開発,自動車技術会学術講演会前刷集No.41-09(20095194),p.17-22(2009)
• (4)神山洋一:FEモデルによるサスペンション振動解析, Honda R&D Technical Review, Vol.16, No.1, p.213-218

タイトルに関連する用語 (3件)： ロード ,  ノイズ低減 ,  サスペンションシステム