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J-GLOBAL ID：201102209751232434   整理番号：11A0184041

リチウム二次電池の充放電における電圧降下に関する考察

著者 (4件)： 村山正樹 (三重県工研) ,  濱口聡 (三重県工研) ,  富村哲也 (三重県工研) ,  丸林良嗣 (三重県工研)
資料名： 三重県工業研究所研究報告  (Reports of the Mie Prefecture Industrial Research Institute)
号： 34  ページ： 23-29  発行年： 2010年11月25日 
JST資料番号： Z0229B  ISSN： 2185-016X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リチウム二次電池は,従来の二次電池に比べ重量当りのエネルギー密度が高いため,ノートパソコン,携帯電話などのモバイル機器に広く利用されている。リチウム二次電池の充放電試験時に見られる電圧降下から,電池の特性を解析する方法を明らかにした。充放電試験における休止時の電圧降下について,その原因を考察し,抵抗成分の分離を検討した。直流内部抵抗を見積もることができ,またその他の“緩和”成分と分離することが可能になった。この“緩和”成分は二次電池の劣化の追跡等に利用できる可能性がある。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *充放電サイクル ,  *電圧降下 ,  電流密度 ,  電気抵抗 ,  劣化 ,  内部抵抗
準シソーラス用語： 性能劣化 ,  電池性能

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (9件)：

• NEDO 二次電池技術開発ロードマップ (Battery RM2010)
• 本間格:“ナノテクノロジーから大容量・高出力型リチウム電池の実用化へ”. Synthesiology, 1(4), p247-258(2008)
• JIS C8711“ポータブル機器用リチウム二次電池”(2006)
• 矢田静邦:“リチウムイオン電池・キャパシタの実践評価技術”. 技術情報協会 (2006)
• W. J. Wruck et al.:“Current Interruption-Instrumentation and Applications”. J. Electrochem. Soc., 134(3), p539-546(1987)

タイトルに関連する用語 (3件)： リチウム二次電池 ,  充放電 ,  電圧降下