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J-GLOBAL ID:201102211126500506   整理番号:11A1911529

ホウレンソウの根への温度ストレスの付与 I.低温ストレスが品質に及ぼす影響

Application of Temperature Stress to Roots of Spinach I. Effect of the Low Temperature Stress on Quality
著者 (6件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 133-139  発行年: 2011年09月 
JST資料番号: Z0802B  ISSN: 1880-554X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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無土栽培では,低温や高温,乾燥および高塩分などのストレス条件を作り出すために水の物理化学特性を利用することによって根域環境を簡単に変えることができる。植物体への低温ストレスは,浸透調節や抗酸化などの植物の適応機能を誘導することができ,糖や抗酸化物質などが豊富に含まれる付加価値野菜の生産を可能にすると期待される。本研究では,無土栽培で根のみに低温ストレスを与えることにより,付加価値野菜の生産を試みた。まず,根域温度を通常の20°Cに調節した無巣地栽培でホウレンソウ(Spinacia oleracea L.cv.Orai)を育てた。そして,収穫2週間前に根域温度5°Cの低温ストレス処理を1週間だけ与えた。この根への低温ストレスは,植物の浸透調節や抗酸化などの適応機能を誘導し,可食部のシュート中の糖,アスコルビン酸およびFeなどのヒトの健康に良い成分が有意に増加した。さらに,根からの水分と養分の吸収の減少にともなって,有害物質である硝酸塩およびシュウ酸のシュート中濃度が著しく減少した。これらの結果から,1週間だけの根のみへの低温ストレス処理は,付加価値葉菜類の生産に適用可能であると考えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜  ,  植物生理学一般 
引用文献 (21件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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