抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中学校では,2008年(平成20年)に告示された新学習指導要領が2012年度から完全実施される。技術・家庭科では,「計測・制御」の授業が必修化されることになった。この授業用の教材として自律型ロボットが有力視されており,このロボットで新しい教育課程のねらいが達成できるかどうかを検討する必要がある。本研究では,計測・制御の教材に求められる要件を整理し,自律型ロボットを使った授業を通して教育課程のねらいが達成できるかを検証した。その結果,自立型ロボットを使った授業では,コンピュータを利用した計測・制御の仕組みや情報処理手順を考えたプログラミングが学習できることが分かった。また同時に,生徒は授業を楽しく感じ,コンピュータや制御機器への興味・関心が高まり,身近にある制御機器の仕組みに関する理解も深まることも分かった。(著者抄録)