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J-GLOBAL ID：201102216335967928   整理番号：11A0479003

輳海域における津波来襲時の海上交通流について

Marine evacuation traffic at tsunami attack in congestion area

著者 (6件)： 村山雅子 (富山高等専門学校電子情報工学科) ,  小林英一 (神戸大学大学院海事科学研究科) ,  水ノ江隆志 (大日本スクリーン製造株式会社(研究当時 神戸大学大学院海事科学研究科)) ,  近藤英昭 (瀬戸内海海上安全協会) ,  越村俊一 (東北大学大学院工学研究科) ,  大澤輝夫 (神戸大学大学院海事科学研究科)
資料名： 日本船舶海洋工学会論文集  (Journal of the Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers)
巻： 11  ページ： 181-188 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0242B  ISSN： 1880-3717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東南海・南海地震に伴う津波が瀬戸内海に来襲した場合を想定し,複数の船が一斉に避難を開始した時の海上交通流について,動的シミュレーションを実施した。備讃瀬戸海域を対象に,船舶自動識別装置(AIS)の受信データをもとに海上交通量を想定した。81隻の船舶を対象に避難海域への動きをシミュレーションした結果を報告した。その結果,良好に避難できることを示したが,輻輳が見られた場合には,減速するアルゴリズムを加えることにより安全に避難できることを示した。

シソーラス用語： *海上交通 ,  *シミュレーション ,  地震 ,  瀬戸内海 ,  *津波 ,  海域 ,  識別装置 ,  船舶 ,  アルゴリズム
準シソーラス用語： 東南海・南海地震 ,  備讃瀬戸

分類 (1件)： 航海と実務  (TD01020F)

引用文献 (5件)：

• 小林英一. 備讃瀬戸海域における津波来襲時の船舶避難に関する研究. 日本船舶海洋工学会講演会論文集, K. 2007, 5, 37-38
• 小林英一. 瀬戸内海における津波来襲時の船舶避難について. 日本船舶海洋工学会講演会論文集. 2008, 6, 293-294
• IMAMURA, F. Review of Tsunami Simulation with a Finite Difference Method. Long-Wave Run-up Models. 1996, 43-87
• 日本造船学会. 第2回操縦性シンポジウムテキスト, 1970. 1970, 142
• 中央防災会議. 東南海・南海地震などに関する専門調査会第16回. 2003

タイトルに関連する用語 (5件)： 海域 ,  津波 ,  来襲 ,  海上 ,  交通流