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J-GLOBAL ID：201102227849135788   整理番号：11A0107962

天然有機物の存在での超粉末活性炭へのゲオスミンと2-メチルイソボルネオール吸着

Geosmin and 2-methylisoborneol adsorption on super-powdered activated carbon in the presence of natural organic matter

著者 (6件)： MATSUI Y. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  NAKANO Y. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  HIROSHI H. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  ANDO N. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MATSUSHITA T. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  OHNO K. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 62  号： 11  ページ： 2664-2668  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 飲料水処理で問題となる天然水中の臭気物質のゲオスミンと2-メチルイソボルネオール(2-MB)を除去する従来の粉末活性炭(PAC)は効率が低かった。超粉末活性炭(S-PAC)はゲオスミンと天然有機物(NOM)除去性能がPACより優れていると報告されたが,2-MBについては未知であった。S-PACとPACによるゲオスミンと2-MB吸着性能を天然有機物(NOM)の有無で調べた。純水中のゲオスミンと2-MBのS-PACとPACによる吸着容量はS-PACの方がわずかに高いが,大差なく,粒径低下の効果はほとんどなかった。S-PACはPACよりNOMを多く吸着したが,NOMを含む湖水中のゲオスミンと2-MBの吸着は,S-PACとPACで差異がほとんどなかった。2-MBの方がゲオスミンよりNOMと吸着競合する傾向が大きいことを示した。

シソーラス用語： 臭気 ,  *臭気物質 ,  *脱臭 ,  臭気防止 ,  用水処理 ,  飲用水 ,  *活性炭 ,  湖沼水 ,  吸着 ,  吸着剤 ,  容量 ,  有機物 ,  フミン酸 ,  超微粒子 ,  粒径 ,  オフフレーバー ,  味 ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： 吸着容量 ,  天然有機物 ,  *粉末活性炭

分類 (4件)： 悪臭  (SB04010I) ,  用水の物理的処理  (SC02030T) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  吸着剤  (YB03000W)

物質索引 (2件)： 2-メチルイソボルネオール ,  ゲオスミン

タイトルに関連する用語 (5件)： 天然有機物 ,  粉末活性炭 ,  ゲオスミン ,  2-メチルイソボルネオール ,  吸着