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J-GLOBAL ID:201102232039013086   整理番号:11A0665548

低炭素構造用鋼の応力緩和挙動

Stress Relaxation Behavior of Low Carbon Structural Steels
著者 (3件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 48-54 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: U0047A  ISSN: 0288-4771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Fe-0.1C-0.04Si-0.8Mn-0.01Ni(mass%)をベースにし,これにSi,NiあるいはCuを添加した合金鋼4種とIF鋼,HT780を対象に歪保持試験と応力保持試験により応力緩和挙動を調べた。応力保持試験に比較して,歪保持試験の方が短い時間で室温クリープ変形が飽和した。歪速度が異なると応力-歪曲線は異なるが,応力緩和の終点の応力-歪関係は,引張歪付与時の歪速度に依存せず,ひとつの関係となった。応力緩和量は,加工硬化や固溶強化,析出強化といった合金強化にはほとんど依存しなかった。通常の引張試験で得られる降伏応力からの応力緩和率はHT80で8%程度,IF鋼で30%程度であり,低強度材で大きな緩和率を示した。
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