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J-GLOBAL ID:201102236400247831   整理番号:11A1514040

リビングカチオン重合 第3回 イソブテンおよびスチレン類のリビング重合

Overview of Living Cationic Polymerization. Part 3: Living Cationic Polymerization of Isobutene and Styrenes
著者 (2件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 287-293  発行年: 2011年09月15日 
JST資料番号: G0157A  ISSN: 0029-022X  CODEN: NGOKAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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3回にわたるリビングカチオン(LC)重合の特論講座の最終回として,イソブテン(IB)およびスチレン(ST)類のリビング(L)重合の最近の技術を解説した。IBのL重合に関しては,当初のL重合触媒としてBCl3やTiCl4触媒からの開発経緯を概説した。アルミニウム系触媒の開発,メタロセン型触媒の開発,カルボン酸とトリフェニルほう素の混合系触媒の開発,有機亜鉛化合物系の開発を概説した。イソブテンの反応速度論的研究において,リアルタイムFTIR分析,FTIR-ATR法による反応速度の定量によってイソブテンとイソプレンの反応性比,キャッピング剤と1H NMRの併用による反応速度定数が決定された。ST類では,ヨウ素あるいはHI/ZnI2等のヨウ素系L重合触媒,ST自体ではSnCl4/アルキルアンモニウム塩系のLC重合触媒の開発を紹介した。さらに水存在下での制御カチオン重合が可能な,水中で安定なルイス酸(例,Yb(OTf)3系,BF3OEt2系,B(C6F5)3)系触媒開発を概説した。最近,高活性,かつ適用範囲の広いSnCl4系の触媒が開発され,STおよびST類の重合が可能になったことを概説した。1,1-ジフェニルエチレン共重合体およびビニルナフタレン類の重合が可能になったことを指摘した。L重合発見から約30年経過しているが,これまでに常識的に反応制御が困難と考えられていた系でのリビング重合が可能になっている。ハロゲン化金属が使用されているが,配位子設計,添加剤の選択を進めていくことで,これまで重合が困難であったモノマーのL重合が可能になることを指摘した。
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