抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポリイソチアナフテンは有機機能材料への応用が期待されているが,イソチアナフテンは非常に不安定で取り扱いが難しい。当研究室では,ビシクロ[2.2.2]オクタジエン骨格が縮環したチオフェンを用い,加熱による逆Diels-Alder反応でイソチアナフテンを合成することに成功した。しかし,溶解性の問題から物性測定を行えなかった。今回,逆Diels-Alder反応後のイソチアナフテンの溶解性向上のため,チオフェンにホルミル基を導入し,物性測定を行った。(著者抄録)