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J-GLOBAL ID：201102239555100259   整理番号：11A0587429

新映像技術「ダイブイントゥザムービー」

著者 (14件)： 森島繁生 (早稲田大 理工学術院 先進理工) ,  八木康史 (大阪大 産科研) ,  中村哲 (情報通信研究機構 けいはんな研) ,  伊勢史郎 (京大 大学院工学研究科) ,  向川康博 (大阪大 産科研) ,  槇原靖 (大阪大 産科研) ,  間下以大 (大阪大 サイバーメディアセ) ,  近藤一晃 (京大 学術情報メディアセ) ,  榎本成悟 (情報通信研究機構 けいはんな研) ,  川本真一 (北陸先端科学技術大学院大) ,  四倉達夫 (オー・エル・エムデジタル) ,  池田雄介 (情報通信研究機構 けいはんな研) ,  前島謙宣 (早稲田大 IT研究機構) ,  久保尋之 (早稲田大 大学院先進理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会誌  (Journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)
巻： 94  号： 3  ページ： 250-268  発行年： 2011年03月01日 
JST資料番号： F0019A  ISSN： 0913-5693  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 映像コンテンツの全く新しい実現形態として,観客自身が映画等の登場人物となり,時には友人や家族と一緒にこの作品を鑑賞することによって,自身がストーリーへ深く没入し,かつてない感動を覚えたり,時にはヒロイズムに浸ることを実現可能とする技術「ダイブイントゥザムービー」について本稿で解説する。この実現には,観客に全く負担をかけることなく本人そっくりの個性を有する登場人物を自動生成する技術と,自ら映像中のストーリーに参加しているという感覚を満足するためのキャラクタ合成のクオリティ,映像シーンの環境に没入していると錯覚させる高品質な映像・音響再現技術及びその収録技術が,観客の感動の強さを決定する重要な要素となる。2005年の愛・地球博にて実証実験を行った「フューチャーキャスト」に端を発するこの技術は,ハードウェアの進歩と2007年にスタートした文部科学省の支援による科学技術振興調整費プロジェクトの実施によって,格段の進歩を遂げた。その結果,様々なバリエーションの観客の個性を全自動・短時間でストレスなくモデル化することが可能となり,また作品の中でリアルタイム合成されるキャラクタの顔と全身,声に各人の個性を忠実に反映することが可能となった。また,同時に役者が感じた音場・視点で1人称的にコンテンツへの没入感を体感することを可能にするシステムを同時に実現した。(著者抄録)

シソーラス用語： *バーチャルリアリティ ,  画像合成 ,  ステレオ音響 ,  *映画 ,  立体画像 ,  *立体映画
準シソーラス用語： *没入型バーチャルリアリティ ,  *ダイブイントゥザムービー

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (1件)： 映像技術