文献

J-GLOBAL ID：201102244017557005   整理番号：11A0799376

海難事例と小型船舶操縦者の法理解の調査について-小型船舶に対する特別規定等の必要性-

An Examination of the marine accident and understanding of marine traffic laws of craft navigator-The Necessity of Special Provision to Craft-

著者 (4件)： 藤本昌志 (神戸大 大学院海事科学研究科) ,  渕真輝 (神戸大 大学院海事科学研究科) ,  畑貴宇 (新日本石油タンカー) ,  小原朋尚 (神戸大 大学院海事科学研究科)
資料名： 日本航海学会論文集  (Journal of Japan Institute of Navigation)
号： 124  ページ： 137-147  発行年： 2011年03月25日 
JST資料番号： F0535A  ISSN： 0388-7405  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昭和52年から平成20年までの海難審判庁裁決録を調査するとともに,小型船舶操縦者の法理解について阪神間のマリーナにおいて,小型船舶の操縦者35名と免許更新講習の受講者22名の計57名を対象にアンケートを実施し,日本沿岸の特に船舶交通が輻輳する海域における小型船舶に対する特別規定の創設,施行について検討を行った。これらの調査結果から,「航行中の小型船舶〈漁労に従事している船舶を除く。)と小型船舶以外の船舶の二船間に衝突する恐れがあるときは,当該小型船舶は当該小型船舶以外の船舶の進路を避けねばならない。」など2項の小型船舶特別航法規定を提言した。

シソーラス用語： *海難 ,  *船員 ,  理解 ,  *交通法規 ,  海上交通 ,  プレジャーボート ,  アンケート ,  *避航 ,  *航法
準シソーラス用語： 審判

分類 (1件)： 水上輸送・サービス一般  (TD01010U)

引用文献 (4件)：

• 畑貴宇. 小型船舶特別規定の必要性-海上衝突予防法15条の場合-. 日本航海学会論文集. 2009, 120, 183-188
• 松本宏之. 国際海上衝突予防規則の改正に関する研究-商船とプレジャーボートの航行優先権-. 日本航海学会論文集. 2010, 122, 131-137
• 渕真輝. 保持船の動作判断時機について. 日本航海学会論文集. 118, 137-143
• 海上保安庁監修. 海上衝突予防法の解説. 1996

タイトルに関連する用語 (7件)： 海難 ,  小型船舶 ,  操縦者 ,  法 ,  理解 ,  調査 ,  規定