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J-GLOBAL ID：201102244994425869   整理番号：11A1430371

PIM測定環境評価用ダイオード付き楕円板状モノポールアンテナ

著者 (3件)： 入江健治 (横浜国大 大学院工学府) ,  久我宣裕 (横浜国大 大学院工学府) ,  長敬三 (NTTドコモ 先進技研)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 B  (IEICE Transactions on Communications (Japanese Edition))
巻： J94-B  号： 9  ページ： 1146-1152  発行年： 2011年09月01日 
JST資料番号： S0622C  ISSN： 1344-4697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アンテナ相互変調ひずみの測定環境評価用にダイオードを装荷した無指向性を有する楕円板状モノポールアンテナを提案した。ループ状としたダイオードをアンテナ素子に近接配置することで,安定した相互変調ひずみの発生が可能であること,更に装荷位置によりその発生量の絶対値を決定できることを示した。また,ダイオードの装荷角度により相互変調ひずみの発生量をアンテナ自身によるものまで低減できることを確認した。これらの結果を三次相互変調ひずみについて主に2GHz帯で確認し,800MHz帯においても同様の方法により効果が得られることを実験により確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *アンテナ設計 ,  *モノポールアンテナ ,  *変調歪 ,  楕円 ,  衛星通信 ,  基地局 ,  ダイオード ,  *歪
準シソーラス用語： *相互変調歪 ,  *無指向性アンテナ

分類 (1件)： アンテナ  (ND06000M)

引用文献 (6件)：

• P. Bolli, S. Selleri, and G. Pelosi,“Passive intermodulation on large reflector antennas,” IEEE Antennas Propag. Mag., vol.3, no.5, pp. 13-20, Oct.2002.
• S. Hienonen, V. Golikov, and P. Vainikainen,“Near-field scanner for the detection of passive intermodulation sources in base station antennas,” IEEE Trans. Electromagn. Compat., vol.46, no.4, pp. 661-667, Nov.2004.
• J. T. Kim, L. K. Cho, M. Y. Jeong, and T. G. Choy,“Effects of external PIM sources on antenna PIM measurements,” ETRI J., vol.24, no.6, pp. 435-442, Dec.2002.
• 入江健治, 久我宣裕, “ダイオードを相互変調ひずみ源として内蔵したパッチアンテナ,”信学論 (B), vol. J93-B, no.9, pp. 1170-1176, Sept, 2010.
• K. Irie and N. Kuga,“Elliptical disk monopole antenna with built-in PIM source,” Proc. ISAP, Nov.2010.

タイトルに関連する用語 (5件)： PIM ,  環境評価 ,  ダイオード ,  楕円 ,  モノポールアンテナ