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J-GLOBAL ID:201102248129929130   整理番号:11A1022345

高分解能X線解析はリゾチーム表面の芳香族残基に対するアルギニンの結合を明らかにする:アルギニンによる蛋白質凝集の抑制との関連

High-resolution X-ray analysis reveals binding of arginine to aromatic residues of lysozyme surface: implication of suppression of protein aggregation by arginine
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巻: 24  号: 3-4  ページ: 269-274  発行年: 2011年03月 
JST資料番号: T0854A  ISSN: 1741-0126  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アルギニンの添加が高塩濃度下で過飽和蛋白質溶液中の蛋白質の凝集を減少させ,蛋白質溶解度を増加させる機構を調べた。蛋白質表面上のArgの挙動を解明するために,Arg存在下のリゾチームの結晶構造を決定した。リゾチームへのArgの弱い結合のために,結合したArgは高分解能結晶解析(1.20Å分解能)によってのみで視覚化できた。リゾチームへのArg結合の構造的特性は,以下の様である。1)結合Arg分子はTrp残基の近くでリゾチームと相互作用する。2)すべての残基の温度因子はArg存在下で減少した。3)芳香族アミノ酸残基の接近可能な表面領域(ASA)はArg存在下で減少した。4)荷電アミノ酸残基のASAはArg存在下で増加した。
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
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