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J-GLOBAL ID：201102249048134775   整理番号：11A0817610

密集した金ナノ粒子から表面増強Raman散乱シグナルへの本質的ナノギャップ効果

Essential nanogap effects on surface-enhanced Raman scattering signals from closely spaced gold nanoparticles

著者 (4件)： YOKOTA Yukie (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  UENO Kosei (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  UENO Kosei (JST-PRESTO, Kawaguchi, JPN) ,  MISAWA Hiroaki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 47  号： 12  ページ： 3505-3507  発行年： 2011年03月28日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 数ナノメートル間隔で正確に並んだ二量体型金ナノブロックを作成し,実験的に観察された表面増強Raman散乱シグナル(SERS)シグナルから,ナノギャップに起因したSERSに対する光局在効果を抽出することに成功した。電子線リソグラフィー/リフトオフ法を用い,ガラス基板上に数ナノメートル間隔で対角線上に並んだ二量体型金ナノブロックペアを作成した。SERS解析には,クリスタルバイオレット分子の水溶液を用いた。間隔長に起因するプラズモンカップリング効果の違いを相殺することにより,SERSへの光局在化効果を調べた。また,有限差分時間領域(FDTD)解析を用いナノギャップ効果が電磁場増強に与える影響の定量的解析を行った。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *表面増強Raman散乱 ,  *間隙 ,  電子ビームリソグラフィー ,  微細加工 ,  カップリング効果 ,  有限差分時間領域法 ,  二量体 ,  走査電子顕微鏡 ,  吸収スペクトル ,  芳香族アミン ,  ポリエン ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  ジアミン ,  第三アミン ,  *金ナノ粒子
準シソーラス用語： *ナノギャップ ,  リフトオフ法

分類 (2件)： 金属の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08062L) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

物質索引 (1件)： クリスタルバイオレット

タイトルに関連する用語 (4件)： 金ナノ粒子 ,  表面増強Raman散乱 ,  シグナル ,  ナノギャップ