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J-GLOBAL ID：201102255178888569   整理番号：11A0107598

日本の都市放出での化石燃料と非化石燃料の二次有機エアロゾルの対照的な日変化

Contrasting Diurnal Variations in Fossil and Nonfossil Secondary Organic Aerosol in Urban Outflow, Japan

著者 (10件)： MORINO Yu (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  TAKAHASHI Katsuyuki (Japan Environmental Sanitation Center, Kanagawa, JPN) ,  FUSHIMI Akihiro (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  TANABE Kiyoshi (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  OHARA Toshimasa (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  HASEGAWA Shuichi (Center for Environmental Sci. in Saitama, Saitama, JPN) ,  UCHIDA Masao (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  TAKAMI Akinori (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  YOKOUCHI Yoko (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  KOBAYASHI Shinji (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 44  号： 22  ページ： 8581-8586  発行年： 2010年11月15日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の都市放出での化石燃料と非化石燃料からの二次有機炭素(SOC)の日変化を比較した。2007年の夏に東京の風下サイトで,加速器質量分析法による放射性炭素(¹⁴C)の定量と受容体モデル(化学物質収支)などの炭素質エアロゾル測定法の組合せによってSOCを定量した。化石燃料SOCは日中に最大となる明確な日変化を示したが,非化石燃料SOCの日変化は比較的小さかった。この挙動は化学物質移動モデルによって再現できたが,CTMは人為的二次有機エアロゾル(ASOA)の濃度を1/4~7に過小評価し,主なASOA前駆体と考えられている揮発性有機化合物からの生成では日中のASOA増加を説明できなかった。これらの結果から,未確認の半揮発性有機化合物あるいは多相化学がASOAの生成に寄与している可能性を示した。

シソーラス用語： *エアロゾル ,  大気汚染物質 ,  粒状物汚染 ,  有機炭素 ,  東京都 ,  *日変化 ,  比較 ,  *化石燃料 ,  物質収支 ,  前駆体 ,  揮発性有機化合物 ,  都市域 ,  大気モデル ,  *二次有機エアロゾル ,  大気測定 ,  *準揮発性有機化合物 ,  汚染物質 ,  分析 ,  試験
準シソーラス用語： 大気質試験 ,  *半揮発性有機化合物

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 日本 ,  都市 ,  放出 ,  化石燃料 ,  二次有機エアロゾル ,  対照 ,  日変化