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J-GLOBAL ID：201102261343470639   整理番号：11A1566017

地震による斜面崩壊の面積率に関する考察-2007年能登半島地震を例にして-

Study on area ratio of slope failures triggered by Earthquake-Examination by the 2007 Noto-Hantou Earthquake-

著者 (4件)： 林拙郎 (静岡大) ,  荒木敏行 (三井住友海上火災保険) ,  山田孝 (三重大) ,  沼本晋也 (三重大)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 64  号： 3  ページ： 21-27  発行年： 2011年09月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 斜面傾斜角・地質・加速度を統合した解析因子によって崩壊面積率を検討した。地震時に作用する地震加速度を主要因として採用し,斜面傾斜角や地質的な斜面強度を検討した。また,実際に発生した能登半島地震を対象として,地震により発生した加速度の斜面崩壊への影響を分析した。その結果,次のことがわかった。1)斜面傾斜角と崩壊面積率は,地質により明瞭に分離される。また,崩壊の発生について,地質的な斜面強度が関係している。2)崩壊面積率は,斜面傾斜角,水平震度係数を含む滑動因子によって議論することが可能である。

シソーラス用語： *大地震 ,  *斜面崩壊 ,  比率 ,  傾斜角 ,  地質 ,  *地震加速度 ,  2007年能登半島地震
準シソーラス用語： 崩壊面積率 ,  面積率

分類 (1件)： 斜面安定,掘削変形  (RA03070L)

引用文献 (13件)：

• 土木学会編. 土木工学ハンドブック. 1989, 406, 1112
• 権田豊. 新潟県中越地震により発生した芋川流域の崩壊及び地すべりのGISによる特性解析. 新潟大学農学部研究報告. 2007, 59, 2, 111
• 林拙郎. 2007年能登半島地震による斜面崩壊の発生要因. 砂防学会誌. 2010, 63, 3, 19-26
• 林拙郎. 1999年集集地震により発生した崩壊地の航空写真を用いた解析. 2008, 7-29
• 林拙郎. 能登半島地震による土砂災害の特徴. 砂防学会誌. 2008, 61, 3, 31-36

タイトルに関連する用語 (4件)： 地震 ,  斜面崩壊 ,  面積率 ,  2007年能登半島地震