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J-GLOBAL ID：201102263072961197   整理番号：11A1378851

福島第一原子力発電所事故後の茨城県産牧草を給与した牛の乳における放射性核種濃度

The Radioactivity Measurement of Milk from the Cow Supplied with the Meadow Grass Grown in Ibaraki-prefecture, after the Nuclear Power Plant Accident

著者 (14件)： 橋本健 (東京大学大学院 農学生命科学研究科) ,  田野井慶太朗 (東京大学大学院 農学生命科学研究科) ,  田野井慶太朗 (東京大学 生物生産工学研究センター) ,  桜井健太 (東京大学大学院 農学生命科学研究科) ,  飯本武 (東京大学環境安全本部) ,  野川憲夫 (東京大学アイソトープ総合センター) ,  桧垣正吾 (東京大学アイソトープ総合センター) ,  小坂尚樹 (東京大学アイソトープ総合センター) ,  高橋友継 (東京大学大学院 農学生命科学研究科) ,  榎本百合子 (東京大学大学院 農学生命科学研究科) ,  小野山一郎 (東京大学大学院 農学生命科学研究科) ,  李俊佑 (東京大学大学院 農学生命科学研究科) ,  眞鍋昇 (東京大学大学院 農学生命科学研究科) ,  中西友子 (東京大学大学院 農学生命科学研究科)
資料名： Radioisotopes  (Radioisotopes)
巻： 60  号： 8  ページ： 335-338 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： G0494A  ISSN： 0033-8303  CODEN： RAISAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所事故の3週後(4月8日)及び12週後(6月3日)に東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場(原発から直線距離で約130km南方の茨城県笠間市に位置する)において採取した土壌,牧草,乳牛飲料用井戸水,及び牛乳中の¹³¹I,¹³⁴Cs及び¹³⁷Csの放射能濃度を測定したので報告する。測定の結果,飼料中の放射性核種は速やかに牛乳中に移行することがわかった。しかし,いずれの測定でも牛乳中の¹³¹I,¹³⁴Cs及び¹³⁷Csの濃度は国の暫定許容値(放射性ヨウ素:300Bq/kg,放射性セシウム:200Bq/kg)を下回る値であった。(著者抄録)

シソーラス用語： ヨウ素 ,  牧草 ,  *牛乳 ,  セシウム同位体 ,  *環境放射能 ,  ヨウ素131 ,  セシウム137
準シソーラス用語： *福島第一原子力発電所事故 ,  *放射性ヨウ素 ,  *放射性セシウム ,  セシウム134

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (1件)：

• (財) 原子力環境整備センター. 飼料から畜産物への放射性核種の移行係数. 1995

タイトルに関連する用語 (7件)： 福島第一原子力発電所事故 ,  茨城 ,  牧草 ,  給与 ,  牛 ,  乳 ,  放射性核種