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J-GLOBAL ID:201102266956755565   整理番号:11A1185603

FeFe2O4粉体のAC磁場内における熱発生能力に対するビーズミリングの効果

Effect of bead milling on heat generation ability in AC magnetic field of FeFe2O4 powder
著者 (6件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: 1081-1088  発行年: 2011年10月03日 
JST資料番号: E0934A  ISSN: 0254-0584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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AC磁場内で熱発生能力を持つナノサイズのFeFe2O4フェライト粉末を熱凝固療法応用のためにビーズミリングによって作製した。粒径約2.0μmの市販の粉末試料(非ミリング試料)は大気中のAC磁場(粉体重量1.0g,370kHz,1.77kAm-1)内で3°Cの温度増加(ΔT)を示した。AC磁場内での熱発生能力はミリング時間とともに,すなわち,平均微結晶サイズの減少とともに,試験したフェライトの全てで向上した。大気中のAC磁場内で最も高い熱能力(ΔT=26°C)は4.7nmの微結晶サイズを持つFeFe2O4微粉体(この試料は0.1mmφビーズを使って6hミリングされた)で得られた。しかし,熱発生能力は過度にミリングした平均微結晶サイズが約4.0nmのFeFe2O4試料では減少した。試料の熱発生はB-H磁気特性のヒステリシス損への多少の依存性を示した。ミリングされた試料の高い熱発生特性の理由は超常磁性材料のNeel緩和の増加に起因するであろう。B-H磁気曲線におけるヒステリシス損は磁気モーメントが結晶内で回転(Neel緩和)する時に発生するものであろう。熱発生能力(Wg-1)は,0.1mmφビーズを使って6hミリングされた試料で,周波数(f,kHz)と磁場(H,kAm-1)を使って1.07×10-4fH2と推定された。さらに,加熱能力の改良が低温でビーズミリングされた試料を500°Cで焼成することによって得られた。大気中のAC磁場における最大の熱発生(ΔT=59°C)能力は500°Cで焼成された試料の約5.6nm得られた。この熱処理された試料の熱発生能力(Wg-1)は2.54×10-4fH2であった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物結晶の磁性  ,  磁区・磁化過程一般  ,  磁性材料 

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