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J-GLOBAL ID：201102267483841589   整理番号：11A1473614

雲母/水界面上に吸着された水和ナトリウムイオンおよび水分子の構造

Structure of Hydrated Sodium Ions and Water Molecules Adsorbed on the Mica/Water Interface

著者 (5件)： SAKUMA Hiroshi (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  KONDO Toshihiro (Ochanomizu Univ., Tokyo, JPN) ,  NAKAO Hironori (High Energy Accelerator Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  SHIRAKI Koichi (Nippon Sheet Glass Co. Ltd., Hyogo, JPN) ,  KAWAMURA Katsuyuki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 115  号： 32  ページ： 15959-15964  発行年： 2011年08月18日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固液界面はコロイド粒子の電気泳動,摩擦,および分散等の多くの物理的/化学的性質を制御している。固液界面での原子分布はこれ等の性質と強く相関しており,これ等の構造を理解することが,固液界面の基礎物理/化学を確立するのに必要であった。本検討では,X線CTR散乱測定および古典的分子動力学(MD)シミュレーションの組合せを使うことによって雲母/NaCl溶液界面でのサブÅスケール構造,電子および原子密度プロフィルを検討した。NaCl溶液の密度は,X線CTR散乱測定によって観測された表面から12Å離れていて振動していた。MDシミュレーションから,その振動は,水和したNa⁺イオン,吸着水分子,および水和イオンを取り囲む水分子に一致していた。その界面構造は,固液界面の基礎物理/化学の発展に貢献するに違いなかった。

シソーラス用語： *固液界面 ,  雲母 ,  *水和物 ,  *水分子 ,  *微細構造 ,  密度分布 ,  密度 ,  原子 ,  X線散乱 ,  計算機シミュレーション ,  吸着水 ,  表面構造 ,  *カチオン ,  *ナトリウム化合物 ,  *金属イオン ,  塩化ナトリウム ,  水溶液
準シソーラス用語： X線CTR散乱法 ,  ナトリウムイオン ,  原子密度 ,  原子密度分布 ,  電解質水溶液 ,  電子密度分布 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (4件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  電解質水溶液  (CB05020K) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 雲母 ,  水 ,  界面 ,  吸着 ,  水和 ,  ナトリウムイオン ,  水分子