抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非常に活性な金属であるチタンの微粒子を得ることは困難な作業の一つであるが,本稿では,古くから知られている細線へのパルス電流による爆発を利用した粒子作製法を応用した技術によるチタン微粒子の調製について記した。基本的な原理は上記の通りであるが,その操作雰囲気を不活性ガスと有機物蒸気との混合体とすることで,発生した微粒子を同時に有機物で被覆し,酸化を防止するものである。この方法で得た超微粒子のサイズと耐酸化性を調べた結果として,40nmの粒径と大気中2箇月の耐酸化性を有することを示した。さらに,細線へのパルス通電爆発に起因する間欠製造法の欠点を補う繰返し放電装置の開発による量産性への挑戦についても示した。