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J-GLOBAL ID:201102268911894559   整理番号:11A1495412

ディーゼル排気ガス中の有機成分に富むナノ粒子(直径:10~30nm):化学組成に基づく燃料及び潤滑油の寄与

Organic-rich nanoparticles (diameter: 10-30 nm) in diesel exhaust: Fuel and oil contribution based on chemical composition
著者 (9件):
資料名:
巻: 45  号: 35  ページ: 6326-6336  発行年: 2011年11月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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粒子数濃度の粒度分布と粒度(直径:0.01~10μm)による総合的な化学組成(元素状炭素と有機炭素,元素,イオン,及び有機化合物)を無負荷と過渡条件下において,排ガス処理システムのない8Lディーゼル機関,及び酸化触媒を備えた3Lディーゼル車からの排ガス中で測定した。低硫黄(8ppm)燃料が使用されたにもかかわらず無負荷条件下(8LNo-Load)の8L機関から高濃度の核モード粒子が排出された。しかし,3Lディーゼル車からは核モード粒子は排出されなかった。8LNo-Load条件下において測定されたナノ粒子(直径10~32nm)の測定成分の主要な部分(79~80%)を有機炭素が占めていたが,元素状炭素はわずかに8~15%を占めたのみである。硫酸塩を含む元素とイオンはわずかなパーセントに過ぎなかった。ナノ粒子のガスクロマトグラフィー-質量分析によって得られた質量スペクトル(m/z 85)パターンは潤滑油についての結果と同様であり,ホパンについてのピークプロフィルは潤滑油中の結果と同等であった。粒子質量当たりの17α(H),21β(H)ホパン濃度はより小さな粒子において高かった。潤滑油において濃縮された元素もまたナノ粒子において濃縮されていた。これらの結果から,硫酸塩あるいは燃料ではなく,潤滑油から誘導された有機物が8LNo-Load条件下においての主要なナノ粒子成分であることが示唆された。17α(H),21β(H)ホパン濃度から,8LNo-Load条件下における測定されたナノ粒子の合計への潤滑油の寄与は79~92%と推定された。潤滑油の相対的な寄与をCaとZn濃度から推定した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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圧縮点火機関  ,  気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定 
物質索引 (1件):
物質索引
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