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J-GLOBAL ID:201102269997884050   整理番号:11A0645299

赤および黒米由来のトリアシルグリセリンとホスホリピドの脂肪酸組成と部位分布

Composition and Regiodistribution of Fatty Acids in Triacylglycerols and Phospholipids from Red and Black Rices
著者 (4件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 31-35  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: B0245A  ISSN: 0009-0352  CODEN: CECHAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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栄養価や薬効が有るとされるOryza sativaに属する赤米および黒米からアントシアニン色素,青化処理3-グルコシド,ペオニジン3-グルコシドが単離されている。また,糠からはフェノール酸をはじめフェルラ酸,プロトカテク酸,フィチン酸,イノシトールなどが単離されている。そして,黒米は蛋白質,必須アミノ酸,無機質など,通常の米よりも多く含有し,香りも高い。しかし,トリアシルグリセリン(TAG)や主なホスホリピド(PL)での脂肪酸(FA)の部位分布は知られていない。本稿では,油分の組成と品質特性を評価すべく,赤米,粂米由来のTAGとPLでのFAの組成と部位分布を調べた。赤米,黒米から抽出した脂質を薄層クロマトグラフィーで8画分分画した。主な脂質組成はTAG(76.4-80.5%),遊離脂肪酸(7.2-9.8%),PL(3.5-3.6%)であり,炭化水素やステリルエステルなどは僅かであった。PL成分はホスファチジルエタノールアミン(22.3-23.1%),ホスファチジルイノシトール(20.6-21.3%)であった。赤米,黒米間にFAの有意差はなかった。TAGとPLでのFA分布は不飽和では主にsn-2部位であり,飽和ではsn-1またはsn-3部位を占めていた。これらの知見は日本の米食品の消費者,生産者に有用と考えられた。
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分類 (3件):
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穀類とその製品一般  ,  食品の分析  ,  植物の生化学 
物質索引 (1件):
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