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J-GLOBAL ID:201102272873716380   整理番号:11A1191807

柔らかい二次構築ユニット: ガス媒体における多孔性配位ポリマ多核中心での動的な結合再配列

Soft Secondary Building Unit: Dynamic Bond Rearrangement on Multinuclear Core of Porous Coordination Polymers in Gas Media
著者 (10件):
資料名:
巻: 133  号: 23  ページ: 9005-9013  発行年: 2011年06月15日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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複数の可逆的金属-配位子結合開裂を受けることが可能なソフト二次構築ユニット(SBUs)を用いて,柔軟な多孔性配位ポリマ(PCPs)を調製する新しい合成アプローチを開発した。ここでは,ゲスト分子の除去と再結合に際して,動的な構造変化を示す,亜鉛パドル-ホイール系二重相互貫入PCP{[Zn2(tp)2(L2)]・2.5DMF・0.5水}n(IIa,H2tp=テレフタル酸;L2=2,3-ジフルオロ-1,4-ビス(4-ピリジル)ベンゼン)を調製した。脱溶媒和度が異なる時のX線構造から,その骨格が非常に柔軟な性質を持つことが示された。この骨格変形は層のずれと2つの相互貫入したフレームワークの互いに関しての運動が関与していた。面白いことに,亜鉛パドル-ホイール単位(ポピュラーなSBUsのうちの1つ)の配位ジオメトリーは,乾燥過程時の亜鉛と酸素原子間の結合破壊によってかなり変化した。乾燥形,IId,の2つの亜鉛原子は,ゆがみ四面体幾何学に存在していた。この化合物,IIdは空所体積を持たず,77KではArやN2よりもO2の取り込みを好んだ。IIdのO2とArの吸着等温線から,ゲート-開放型吸着挙動が示され,構造決定が補強された。195KでのCO2吸着等温線から,フレームワークの柔軟性に起源する複数のステップが示された。ゲスト分子吸収に際してのフレームワークの亜鉛クラスタの構造変化をRaman分光法でキャラクタライズした。特徴のあるバンドはνsym(COO-)振動と一致していた。
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分類 (1件):
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第11族,第12族元素の錯体 
物質索引 (1件):
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