文献

J-GLOBAL ID：201102279008386980   整理番号：11A1232615

DNP-NMR分光用の394.6GHz第2高調波コンパクトジャイロトロンFU CW CIの設計

Design of a 394.6GHz, Second Harmonic, Compact Gyrotron FU CW Ci for DNP-NMR Spectroscopy

著者 (12件)： MUDIGANTI J. C. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  IDEHARA T. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  TATEMATSU Y. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  IKEDA R, (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  YAMAGUCHI Y. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  SAITO T. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  OGAWA I. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  MITSUDO S. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  KANEMAKI T. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  FUJIWARA T. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MATSUKI Y. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  UEDA K. (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： 遠赤外領域開発研究  (福井大学遠赤外領域開発研究センター研究成果報告書)
巻： 12  ページ： 101-112  発行年： 2011年06月 
JST資料番号： L7601A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 共鳴周波数600MHzにおいてDNPによるNMR分光感度増強に適用するために周波数394.6GHzGHzで動作するコンパクトジャイロトロンを設計した。ソースからコレクターに電子ビームをガイドするために8Tのコンパクトな超伝導コイルを用いた。追加コイル及び電源が不要なこと,及び物理的なコンパクトさ(全長1.02m)が設計コンセプトである。これにより実験室内での据え付けと操作が容易になる。本装置は第二高調波モードTE₂₆で動作する。選択モードは7.20Tの磁場で励起される。ビーム半径は0.63mmに,ビーム電圧は15kVに設定し,モードスペクトルが第二高調波共鳴における単一モード動作であることを確認した。ビームパラメータの評価を行うためのEGUNシミュレーションにより,今回の応用に理想的なほぼ1.7のピッチ因子になっていることがわかった。低ビーム電流では,全体的なビーム広がりが7%以下であることを確認した。

シソーラス用語： *核分極 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  *ジャイロトロン ,  超伝導コイル ,  小型化 ,  第二高調波発生 ,  TEモード
準シソーラス用語： *動的核分極

分類 (1件)： 電子管,放電管  (NC02020D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分光 ,  第2高調波 ,  CW ,  設計