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J-GLOBAL ID：201102279840240678   整理番号：11A0527418

強震動予測手法に関するベンチマークテスト:統計的グリーン関数法の場合(その1)

BENCHMARK TESTS FOR STRONG GROUND MOTION PREDICTION METHODS: CASE FOR STOCHASTIC GREEN’S FUNCTION METHOD (PART 1)

著者 (8件)： 加藤研一 (小堀鐸二研究所) ,  久田嘉章 (工学院大学建築学科) ,  川辺秀憲 (京都大学原子炉実験所) ,  大野晋 (東北大学) ,  野津厚 (港湾空港技術研究所) ,  野畑有秀 (大林組技術研究所) ,  森川淳 (小堀鐸二研究所) ,  山本優 (大成建設技術センター)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 17  号： 35  ページ： 49-54 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高振動数帯域までの強振動波形を簡易に計算できる統計的グリーン関数による計算の際に用いられる,乱数位相を用いた小地震動の作成法や重ねあわせ法などの手法の違いが及ぼす影響について調べた。6名の参加者がそれぞれ保有するコードを用いて同一条件の震源・伝播・地盤モデルに基づいて強震動計算を行い,それらの結果を相互比較した。結果,各計算結果は概ね一致したが,小地震動生成に乱数位相を用いているために計算結果に差が生ずる周波数帯もあることなどを明らかにした。

シソーラス用語： *強震 ,  *予測技法 ,  ベンチマーク ,  シミュレーション ,  *Green関数 ,  *統計的方法 ,  乱数 ,  位相 ,  *震源モデル ,  地震断層 ,  微小地震 ,  重合せ ,  波動伝搬 ,  地盤 ,  解析モデル ,  支援プログラム ,  Q値 ,  周波数依存性 ,  層厚 ,  P波【地震波】 ,  S波【地震波】 ,  地震波速度 ,  比較試験 ,  近似法
準シソーラス用語： 統計的グリーン関数法

分類 (2件)： 地震波伝搬  (DC03040W) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (19件)：

• 1) 日本建築学会:最新の地盤震動研究を活かした強震波形の作成法,2009.
• 2) 久田嘉章・青井 真・加藤研一・川辺秀憲・釜江克宏・上林広敏・境 有紀・早川 崇・永野正行・吉村智昭:強震動予測手法に関するベンチマークテスト(その1),日本地震学会秋季大会, A12-8,2009.
• 3) 久田嘉章・青井 真・加藤研一・川辺秀憲・釜江克宏・早川 崇・永野正行・吉村智昭:強震動予測手法に関するベンチマークテスト(その2),日本地球惑星科学連合2010年大会,予稿集, Disc2,SCG081-13,2010.
• 4) Boore, D. M.: Stochastic simulation of high-frequency ground motion based on seismological models of the radiated spectra, Bulletin of Seismological Society of America, Vol.73, 1865-1894, 1983.
• 5) Irikura, K.: Prediction of strong acceleration motions using empirical Green's function, Proc. 7th Japan Earthq. Eng. Symp., 151-156, 1986.

タイトルに関連する用語 (4件)： 強震動 ,  予測手法 ,  ベンチマークテスト ,  統計的グリーン関数法