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J-GLOBAL ID:201102284075291920   整理番号:11A0774173

ダイヤモンドへのN2ビーム注入によるNV-N中心形成のための分子動力学シミュレーション

Molecular Dynamic Simulation for the NV-N Center Formation by Means of N2 Beam Implantation into a Diamond
著者 (8件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 79-82  発行年: 2011年03月 
JST資料番号: L4468A  ISSN: 1382-3469  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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量子コンピュータ(QC)は,究極のアルゴリズムであって,キュービット(量子ビット)が基本となっている。ダイヤモンドのNV(窒素,空孔)中心は,3つの状態ビットを形成することができ,量子ビット作製用の有望な候補材料である。本研究では,ダイヤモンド中に,N2イオンビーム注入によりNV-N(窒素-空孔-窒素)と云われる特殊な欠陥中心を形成するための最適条件を検討した。NV-N中心の望ましい構造は,空孔に隣接した置換Nであり,第二の中心は,2つのN原子間の対間距離RN-Nが約2nmnだけ第一のものから離れていると仮定し,凝集ポテンシャルを考慮して,ダイヤモンドに低エネルギーのN2ビーム注入に対する経験的分子動力学シミュレーションを行った。入射エネルギー(E0)は,E0=100~200eV/原子で,温度T=10~1000Kで検討した結果,衝撃エネルギーE0が,平均距離RN-Nには決定的で,一方,温度Tは,NV中心の生成に決定的であることが分かった。温度(T)が高くなればなる程,NV中心の生成確率は高くなり,T=1000Kでは,約20%である。そして,RN-N約2.0nmの理想的なNV-N中心を生成するための最適条件は,E0>200eV/原子でT=1000Kであることが分かった。
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分類 (2件):
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炭素とその化合物  ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化 
タイトルに関連する用語 (5件):
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