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J-GLOBAL ID：201102293791422482   整理番号：11A0787688

サドル型に歪んだプロトン化フタロシアニンの結晶構造と電気特性

Crystal Structures and Electronic Properties of Saddle-Distorted and Protonated Phthalocyanines

著者 (5件)： HONDA Tatsuhiko (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KOJIMA Takahiko (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  KOBAYASHI Nagao (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  FUKUZUMI Shunichi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  FUKUZUMI Shunichi (Ewha Womans Univ., Seoul, KOR)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 50  号： 12  ページ： 2725-2728  発行年： 2011年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サドル型に歪んだ1,4,8,11,15,18,22,25-オクタフェニルフタロシアニン(Ph₈Pc)の遊離塩基(H₂Ph₈Pc)とZn錯体[ZnPh₈Pc]を用いてメソ-およびイソインドール-プロトン化フタロシアニンの生成と結晶構造を初めて報告した。H₂Ph₈Pc)と[ZnPh₈Pc]のHBrおよびHCl塩の単結晶X線回折を行い,プロトン化によりPc環の面外歪みが増大することを見出した。計算によりそれぞれの変形量を見積もった。また,TFA滴定による近赤外吸収スペクトルの変化からプロトン化の平衡定数を求めた。プロトン化により還元電位の大幅な正シフトが観測され,プロトン化によるPh₈PcのLUMO安定化に対応することが分かった。

シソーラス用語： 架橋化合物 ,  *大環状化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  亜鉛錯体 ,  プロトン化 ,  *結晶構造 ,  歪 ,  酸化還元電位 ,  スペクトルシフト
準シソーラス用語： *フタロシアニン誘導体

分類 (2件)： 八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  複素環式化合物の結晶構造  (BK08030Q)

物質索引 (1件)： 2¹,2⁴,7¹,7⁴,12¹,12⁴,17¹,17⁴-オクタフェニルフタロシアニン

タイトルに関連する用語 (5件)： サドル ,  プロトン化 ,  フタロシアニン ,  結晶構造 ,  電気特性