特許
J-GLOBAL ID:201103002083639241

制振性に優れた鋼その製造方法及び該鋼を含んで構成される制振体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-181127
公開番号(公開出願番号):特開2011-190525
出願日: 2010年07月28日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】 振動、騒音低減及び衝突安全の要請に応えることができる、制振性に優れた鋼その製造方法及び該鋼を含んで構成される制振体の提供。【解決手段】 炭素0.001〜0.20重量%、シリコン0.01〜3.0重量%、マンガン5.0〜18.0重量%、クロム0.01〜20.0重量%、アルミニウム0.001〜0.1重量%、残部鉄を含んでなる鋼であって、積層欠陥エネルギー(SFE(mJ/m2)を20(mJ/m2)以下の条件を満たす化学組成になるように溶製し、所定の熱処理条件、冷却条件及び冷間加工条件を満たす製造方法によってε-Ms相が10〜50体積%となるようにする。【選択図】図11
請求項(抜粋):
炭素の重量百分率[%C]を0.001〜0.10[%]、 シリコンの重量百分率[%Si]を0.01〜3.0[%]、 マンガンの重量百分率[%Mn]を5.0〜18.0[%]、 クロムの重量百分率[%Cr]を0.01〜20.0[%]、 アルミニウムの重量百分率[%Al]を0.001〜0.10[%]、 残部を鉄の重量百分率[%Fe]、ニッケルの重量百分率[%Ni]、窒素の重量百分率[%N]として含む鋼であって、 数式1によって計算される積層欠陥エネルギー(SFE)(mJ/m2)が、数式3を満足し、 X線回折法によって測定されたイプシロン・マルテンサイト相の体積パーセント[%ε-Ms相]が、数式4を満足する、 優れた靭性、優れた冷間加工性、及び、優れた制振性を有することを特徴とする制振性鋼。 [数式2] SFE(mJ/m2)=25.7+2×[%Ni]+410×[%C]-0.9×[%Cr]-77×[%N]-13×[%Si]-1.2×[%Mn] (1) [数式3] -20(mJ/m2) ≦ SFE ≦ 20(mJ/m2) (3) [数式4] 10[体積%] ≦ [%ε-Ms相] ≦ 50[体積%] (4)
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/38 ,  C21D 8/00
FI (4件):
C22C38/00 302T ,  C22C38/00 302A ,  C22C38/38 ,  C21D8/00 D
Fターム (27件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA13 ,  4K032AA17 ,  4K032AA18 ,  4K032AA21 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA32 ,  4K032BA01 ,  4K032BA03 ,  4K032CA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CG01 ,  4K032CH04 ,  4K032CH05 ,  4K032CH06 ,  4K032CJ03 ,  4K032CL02 ,  4K032CL03 ,  4K032CM01
引用特許:
審査官引用 (7件)
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