特許
J-GLOBAL ID:201103004419413673

駆動力配分制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-383260
公開番号(公開出願番号):特開2003-182393
特許番号:特許第4193393号
出願日: 2001年12月17日
公開日(公表日): 2003年07月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 左右一対の車輪からなる前輪あるいは後輪のうち、いずれか一方を直接駆動輪とすると共に他方を副駆動輪とする四輪駆動車に備えられ、所定の駆動力を前記副駆動輪に伝達するようトルク配分制御クラッチの締結力を制御する駆動力配分制御装置であって、 前記直接駆動輪と副駆動輪との回転速度差を算出する回転速度差演算手段と、前記副駆動輪に伝達される伝達トルクのうち前記回転速度差の値に対応して設定されるトルク量である回転差成分を算出する回転差成分算出手段と、前記四輪駆動車自体の駆動トルクを算出する駆動トルク演算手段と、前記副駆動輪に伝達される伝達トルクのうち前記駆動トルクの値に対応して設定されるトルク量であるトルク成分を算出するトルク成分算出手段と、前記回転差成分とトルク成分とを加算して前記伝達トルクを算出すると共に当該伝達トルクに対応する制御信号を前記トルク配分制御クラッチに出力する配分制御手段とを備え、 前記回転速度差演算手段が、前記回転速度差を算出するために必要な信号を読み取り当該信号が異常であることを検出する第1の異常検出手段を備え、 前記駆動トルク演算手段が、前記駆動トルクを算出するために必要な信号を読み取り当該信号が異常であることを検出する第2の異常検出手段を備え、 前記第1の異常検出手段により前記回転速度差算出用信号が異常であると検出されたときに、前記回転差成分算出手段は前記回転差成分をほぼ零の値に設定すると共に、前記トルク成分算出手段は前記算出されたトルク成分の値を増大するよう補正する機能を備え、 前記第2の異常検出手段により前記駆動トルク算出用信号が異常であると検出されたときに、前記トルク成分算出手段は前記トルク成分をほぼ零の値に設定すると共に、前記回転差成分算出手段が前記回転差成分の値を増大補正する機能を備えたことを特徴とする駆動力配分制御装置。
IPC (1件):
B60K 17/348 ( 200 6.01)
FI (1件):
B60K 17/348 B
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (3件)

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