特許
J-GLOBAL ID:201103009213021584

薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三反崎 泰司 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-180300
公開番号(公開出願番号):特開2001-014609
特許番号:特許第3526787号
出願日: 1999年06月25日
公開日(公表日): 2001年01月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 磁気的に連結され、かつ記録媒体に対向する側の一部がギャップ層を介して対向する2つの磁極を含む少なくとも2つの磁性層と、これらの少なくとも2つの磁性層の間に絶縁層を介して配設された薄膜コイル部とを有する薄膜磁気ヘッドであって、前記2つの磁性層のうちの少なくとも一方の磁性層は、記録媒体に対向する記録媒体対向面から前記絶縁層の記録媒体対向面側の端縁部またはその近傍にかけて延在し、記録媒体の記録トラックの幅を規定する一定幅を有する第1の磁性層部分と、前記絶縁層の前記端縁部またはその近傍の第1の連結部において、前記第1の磁性層部分と磁気的に連結する第2の磁性層部分と、前記第1の連結部の反対側の第2の連結部において、前記第2の磁性層部分と磁気的に連結する第3の磁性層部分と、前記第1の磁性層部分、前記第2の磁性層部分および前記第3の磁性層部分とオーバーラップして磁気的に連結され、この第3の磁性層部分よりも大きな幅および面積を有する第4の磁性層部分とを含み、前記第1の連結部における第1の磁性層部分の幅が、この連結部における第2の磁性層部分の幅よりも小さくなるように、前記第1の連結部に幅方向の段差が形成され、かつ前記第2の連結部における第2の磁性層部分の幅が、この連結部における第3の磁性層部分の幅よりも小さくなるように、前記第2の連結部に幅方向の段差が形成されており、前記第1の磁性層部分、前記第2の磁性層部分および前記第3の磁性層部分は、同一工程により一体に形成され、前記第4の磁性層部分は、前記第1の磁性層部分、前記第2の磁性層部分および前記第3の磁性層部分の形成工程と異なる工程により、これらの部分とは別体として形成されたものであり、前記第4の磁性層部分は、前記第1の連結部を越えて前記第1の磁性層部分の一部ともオーバーラップするように延在し、前記第4の磁性層部分の記録媒体媒体対向面側の端縁面が、前記第1の磁性層部分の延在方向と直交していることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
IPC (1件):
G11B 5/31
FI (2件):
G11B 5/31 D ,  G11B 5/31 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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