特許
J-GLOBAL ID:201103009864838147

ヘッド着脱式切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  田川 孝由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-028720
公開番号(公開出願番号):特開2011-161583
出願日: 2010年02月12日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】切削ヘッドをシャンクに対して着脱可能にした着脱式切削工具の着脱の操作性や使い勝手を向上させ、さらに、高い加工精度を必要としない構造で切削ヘッドの強固かつ信頼性の高い締結を可能となすことを課題としている。【解決手段】テーパ軸部4とねじれ溝5と平坦なショルダー面6を設けた切削ヘッド1を、前端面7とテーパ孔8とねじれ溝9を設けたシャンク2に螺旋コイル状の締結補助具3を介して締結する。締結補助具3は、ねじれ溝5,9間に形成される空間と略相似形の断面形状を有し、これをねじれ溝5,9のいずれか一方に装着して他方のねじれ溝にねじ込み、ショルダー面6をシャンクの前端面7に、テーパ軸部4の外周面をテーパ孔8の内面にそれぞれ密着させて切削ヘッド1をシャンク2に締結する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
切削ヘッド(1)と、シャンク(2)と、弾性を有する螺旋コイル状の締結補助具(3)とからなり、 前記切削ヘッド(1)が、テーパ軸部(4)と、そのテーパ軸部の外周に形成されたねじれ溝(5)と、前記テーパ軸部(4)の根元から径方向外側に張り出す平坦なショルダー面(6)を後部に有し、 前記シャンク(2)が前記ショルダー面(6)を突き当てる前端面(7)と、前記テーパ軸部(4)を適合して受け入れる前記前端面(7)に開口したテーパ孔(8)と、前記テーパ軸部(4)の外周のねじれ溝(5)に対応させて前記テーパ孔(8)の内面に形成されたねじれ溝(9)を有し、 前記締結補助具(3)が、前記テーパ軸部の外周のねじれ溝(5)と前記テーパ孔の内面のねじれ溝(9)との間に形成される空間(S)と略相似形の断面形状を有し、 前記締結補助具(3)が前記テーパ軸部の外周のねじれ溝(5)と前記テーパ孔の内面のねじれ溝(9)のいずれか一方に装着され、この状態で前記テーパ軸部(4)が前記テーパ孔(8)に挿入され、前記締結補助具(3)が前記テーパ軸部の外周のねじれ溝(5)と前記テーパ孔の内面のねじれ溝(9)の双方に入り込んで双方のねじれ溝の溝面に弾性的に押しつけられ、 前記ショルダー面(6)が前記シャンクの前端面(7)に密着し、さらに、前記テーパ軸部の外周面(4a)が前記テーパ孔の内面(8a)に密着して前記切削ヘッド(1)が前記シャンク(2)に締結される着脱式切削工具。
IPC (2件):
B23C 5/10 ,  F16B 33/02
FI (2件):
B23C5/10 D ,  F16B33/02 C
Fターム (2件):
3C022KK01 ,  3C022KK14
引用特許:
審査官引用 (4件)
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